僕の大失態。

2006年3月5日 日常
つい最近こんなことがあった。遠方から頻繁に当地へ出張してくる40がらみの男性がいて、いつもの小料理屋で親しくなった。話を聞くと、独り身。金はあり、飲む暇はあっても嫁さんをもらう暇はないわけだ。その時、僕の頭にピイーンとくるものがあった。

僕主催の忘年会で、助っ人として、手伝ってくれた程よい女性が二人いたっけ。引き合わせれば恋の花が咲くこともあるやもしれぬ。そう思い早速、段取りを。見事、小料理屋で二人の女性と彼を引き合わせることに成功。僕とノリチャン先生は脇役で、補助いすに座り、飲みながら状況を観察。

いやあーーー皆、よく飲むわ食べるわ・・。すっかり意気投合し、二次会、三次会まで足を運ぶことになった。二人の女性は、職場では姉・妹みたいな関係で、同じ仕事をしている。なんでも、仕事の契約がとれないと首も危ういらしく、新顧客を紹介してほしいと再三、頼まれていた。彼の出現はまさに千載一遇。恋の花が咲き、契約成立に至れば、一石二鳥だ。

彼はさすがに歌も話術もうまかった。歳の功である。と言うわけで、二人のうちの一人と、翌日はデートの約束が交わされた。「気が早いぜ」と思ったが、彼は出張の身。時間的制約があるわけだ。

「いかが相成ったか?」と、気をもんでいたところ、彼から小料理屋のママさんにメールがあったようだ。僕に伝えてくれとのこと。「今度紹介してくれるときは、子持ちじゃない人をお願いしまーーす」と。うーーーんんんんん・・・・・・。さもありなんか?。

実は二人の女性とも、今流のことばで言えば「X1」の人達だった。僕は気にもとめていなかったが、彼は初婚。人と人との縁は交わることもあるし、そうでないこともある。今回は縁がなかったことになるのか?。なかなか難しいものだ。デーとした女性は25歳の若さで、なかなかかわいい人である。子供が一人いる。「僕が独身だったらどうしただろうか?」と一瞬思ったが、やはり、その立場になってみないと分からない。従って何とも言えないか。

そんな彼から、再びママさんにメールが入った。脳梗塞で今、入院しているとのこと。「ええーっ」と、僕は我が耳を疑った。早い処置だったので、半月ばかりで、退院できるとのこと。彼に悪いことをしたかなーーーと、つくづく反省の昨今である。彼の身が大事に至らなかったことが幸いである。一日も早い彼の回復を願い、再会したときは心から謝ろうと思っている。

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