ボスの再入院。

2006年4月7日 日常
ボス(仕事仲間の先輩)が再入院した。回復して元気になるかと思っていたがさにあらず。病がぶり返したようだ。今度はそんなに長い入院ではないと聞いていたので、心配してはいなかったが。

昨日、病室を訪れてみた。ボスはベッドにちょこんと座っていた。体は、かなりやせ細り、点滴の痕跡で腕が黒ずんでいる。心なしか目がうつろ。妹という女性が来ていた。初めて見る顔だった。「うわさには良く聞いています。あなたが○○さんね」と問うてきた。僕は「はい」と、受け答えした。

色々と話を聞いてみると、どうやらボスは、夜中に一人でベッドから起きあがり、歩く練習みたいなことをやっていたらしい。足がぱんぱんにはれているのに、無理を重ねたようだ。両方の足に包帯がぐるぐる巻きにしてあった。痛々しい・・・・。

僕はただ「うーーーーーん」とうなるばかり。ボスの性格をよく知っているからだ。負けず嫌いで、人に弱いところを見せたくない。従って、相当にわがままである。僕も同じような性格なので、ボスの気持ちがよく分かる。ただ、介護する側の人間にとっては大きな赤子をおもりするようで大変だ。未だ、熟年離婚に至らずでよかったぜ。

僕にとってボスとの関わりはあまりに大きい。一緒に大陸の地を、といっても、中国や韓国であるが、何度も豪遊した。めっぽう酒が強くて、おまけにど演歌をおらぶから始末に悪い。「カラオケや、歌う天国、聞く地獄」とはまさにしかり。それでも、ここ数年はかなり歌も上達していた。高得点をマークした「やすらぎ」という歌が思い出される。

思い出を語ると尽きないが、なかでも、韓国へ行ったとき、女性が着るチマチョゴリ、男性用は何というのか忘れたが、それを着て、4〜5名で写真を撮ったときのこと。皆が皆お似合いだった。なかでも、ボスは、ぽかーんと口を開けて、まるで鳩が豆鉄砲を食らったかのような顔をしていた。あまりに傑作で、未だに語りぐさとなっている。また、ある時はボスが酩酊し、トドのようなボディーを数人で部屋まで運び込むのに苦労したことがあった。翌日そのことを告げると、本人は全く知らぬ存ぜずだ。のんきなものだ。早く酩酊したが勝ちか?。

何はともあれ、強い生命力で病を吹き飛ばして欲しい。ボスには必ずできるはずだ。

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