先日は4人の友の来訪を受け、嵐のような一夜を過ごした。ネオン街へ繰り出し、帰ったのは午前2時。それから又、30畳の部屋の一角に円陣を組み、友の一人が持参した焼酎を飲み始めたのだ。これにはさすがの僕も驚いたが、延々と5時頃まで飲み、だべりまくった。同じ釜の飯を食った友達との語らいには門限などない。電流が通ったリングの中で闘うプロレスのデスマッチと違う所は、バリアのない無制限一本勝負であるという事だ?。「ご自由にどうぞ」ってわけか。

その後、彼らは、各々、好きな場所に布団を敷き寝たらしい。僕もいつの間にか、二階の寝室で寝ていた。皆、朝の何時ころに起きたのか知らない。昼近くになって、階下から、「皆さん、待っているわよ」という山の神の声が聞こえた。僕はまだ二日酔いの状態だ。うつろ眼で洗面をすませ、彼らと対面した。彼らも、相当に疲れている様子だったが、何と、すでに朝の迎え酒ということで、冷蔵庫の缶ビールを一本ずつ飲み、かつ、朝食を済ませたとのこと。たらふくまんまのトドの群れ。そんな様子を呈していた。しぶしぶと四人の宿泊を受け入れてくれた山の神だったが、引き受けた以上、それなりの務めを果たしてくれたわけだ。これには感謝だ。「この後が怖いぜ!!」という気持ちが、「ちらっ」と頭をよぎった。

僕たちは昼から午後三時まで、酔い覚ましということもあり、たわいもない話で時間を過ごした。半年前に離婚した友人に、新しい彼女ができたとのこと。時々会っている由。彼女はまだ未婚で、彼と知り合ったのはネットだったとのこと。なるほど、今ばやりのネット恋愛か?。そこまでの話は良かったが、友の一人が、「もう、仕込んだのか?」と聞くと、彼は嬉しそうに「そうだ。子種を宿しているかもしれない。」と悪びれもなく応えた。いやはや、「時代は進んでいるぜ」と、僕たちはあきれ顔。後悔のない付き合いならば、「ご自由にどうぞ」ってところだ。

午後三時。彼らは、山の神が用意していた手土産をもち、車で散っていった。おっと、パートさんが来た。続はあとで。

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