目で語る。

2006年7月12日 日常
ここ二日ばかり、うだるような暑さが続いている。梅雨は明けていないが、まさに夏・夏・夏という感じだ。夏は好きではない。とはいえ、巡り巡る自然の摂理。僕の力ではどうしようもない。なすべことは、如何にして涼を呼ぶかだ。「心頭滅却すれば火もまた涼し」というから、何かに没頭すれば良いわけだ。幸い今日は仕事に没頭した。

まだ、冷房装置が付いていない新クライアントの事務所で、汗かきかき、熱っぽく段取りを打ち合わせた。缶コーヒーを片手に無事に成功。

クライアントにも色んな人がいる。気むずかしい人。ぶっちゃけた人。礼儀正しい人。ざっくばらんな人。話好きな人。無口な人。容易に相手を信じない人。約束を守らない人。表現は色々と出来る。

そんな色んな人たちの中で、この分野では誰にも負けないという何かを持っている人は素晴らしい。そんな人のどこが素晴らしいかと言えば、それは「見る目」である。人を見る目。書類を見る目。物を見る目。「目は口ほどに物を言う」とはまさにしかり。目が語りかける。今日は大きくもなく小さくもない僕の目が熱く語った。話を聞いているのか、いないのか分からないが、相手は涼しそうな目で僕を見つめていた。その目が僕を信頼してくれたのだ。きっと、その人は今からやろうとしている仕事に自信を持っている人に違いない。いやあーーー涼しいぜ。

相手が絶世の美女、とまではいかなくても、それなりに魅力のある女性ならば、僕の目はどう語るだろうか?。ギンギラギンと目は血走り、余計なことまで熱っぽく語りすぎる。こうなると、僕の心は見透かされて、かえって信頼を損ねてしまうことも。勇み足とはこのことだ。若い頃はそんなことも多々あった。今でそんなことはないと言えば嘘になるか?。僕もまだまだ純情だぜ。「あなたの場合はロハで結構です」と、思わず口から飛び出してしまうかも。「まあ、嬉しいわ」となり、僕はまさにカタルシスに落ちたということになる。

冗談か本気か分からない話はさておいて、いずれの場合でも仕事の失敗は許されない。全力投球だ。今日は仕事の三分の一が無事に成功。明日以降、残りの仕事に邁進だ。

今日の格言。「目で語るときは、熱く語ることは必要だが、度を過ぎるとかえって逆効果」「見る目は自信から生まれる」ということか。

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