幸せとは何だ?。

紀子様のご出産。誠におめでとうございます。日本国中が喜びで満ち満ちている。皇位継承がどうであれ、健康な赤ん坊が誕生したことが何よりの幸せである。お健やかに育ちますように心から祈願したい。

そう言えば最近、僕にも幸せなことがあった。「アホかーー」と思われるような小さな出来事である。ただ、僕にとっては心躍る至福の時だった。

さる行きつけのスナックでのこと。友人夫婦と僕、三人で出かけた。外国の嫁さんをもらっている友人は農業後継者として、日々、労働に励んでいる。が、なにせ、今は農業も機械化がすすんで、空き時間も多い。そんな中、友人の就職がある事務所に決まった。その夜は軽くお祝いの酒宴とあいなったわけだ。友人夫婦にとっても、僕にとっても幸せなこと。ただ、僕にとってはそれ以外に、も一つ幸せなことがあった。

人生塞翁が馬。悪いことも重なるかもしれないが、嬉しい、幸せと思える事も重なるものだ。何かと言えば、そのスナックに客として来ていた、ある独身女性との歌のデュエットが実現したことである。人は「なあーーーんだ。そんなことか。つまらない」と思うかもしれないが、僕にとっては滅多にないこと。

歌った曲は、今、入院している「安さん」と、よく歌っていた曲ーーーー「白いブランコ」である。僕はこの曲が無性に好きで、安さんとは肩を組み、横ぶれしながら、顔を見つめ合いながら、にこにこしながら歌ったものだ。○○ブラザーズという冷やかしの異名を持ち、僕たちも結構、その異名が気に入っていた。しかるに、安さんが今病気。今年になって、一度も安さんと、「白いブランコ」をはもったことがない。淋しい思いをしていた。

ここまで書くと、容易に想像がつくと思うが、その店へ来ていた一女性と、肩を組みながら歌ったという事である。一応、横ぶれもあったか?。いやああ、感動した。まさに至福の一時だった。なによりも彼女はチャーミングで背が高く笑顔が美しい人だった。見事、成功裡に歌い上げ、話も弾んだ。又、彼女が歌ったソロもなかなかなもの。時の流れを忘れ、僕たちは意気投合した。

僕もさる者、ひっかく者だ。「彼女の携帯ナンバーを」と、一瞬思ったが、あえて、それを止めることにして、僕の備忘録のアドレスを告げた。「君を登場させるから見てね」と告げたところ、カウンターの中の、某大学生、「恵里さん」も、僕の備忘録を見たいと言う。いやああ、トリプル幸せだぜ。見てくれたかどうかは分からないが、幸せって、大きかれ、小さかれ、日常生活の中に、ごろごろと転がっているものだ。その幸せをつかめたことに乾杯。

今日の格言だ。「幸せは大きかれ、小さかれ、幸せに違いはない」ということだ。

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