明日、隣の県から古い友人がやってくる。なんでも、「歩こう会」とかいう催し物に参加するとのことで、当県の北にある公園までテクテク歩くのだそうだ。秋の柔らかな日射しの中を歩くのは気持ちが良いことだろう。僕は久しく長距離を歩くという経験をしていない。僕なら恐らく途中でへたばってしまうに違いない。

彼は終着地点まで歩いて、その後、電車で我が住む駅まで来るとのこと。駅で僕が出迎えることになる。「お土産はなにかしら? 」と期待に胸をふくらませているが、まさか「木の葉っぱ一枚」ということはないだろうなああーーー。

そう言えば、彼がやってくるときは、たいがい問題を抱えていることが多い。前回もそうだった。転職すべきか?、このまま会社に残るか?。このまま残れば家族と離れて単身赴任生活の続行となる。転職すれば地元で家族との共同生活に戻れるが、ゼロからの再出発となる。大企業だから退職金は出るだろうが、まだ学生である二人の女の子を抱えての転職は勇気のいることだ。

僕も転職した身とはいえ、これと言ったアドバイスが出来るはずもない。僕の場合は理想を追い求めた若気の至りって感じがあったが、彼の場合は若気の至りは当てはまらない。「そりゃあ、家族と話し合って、○○ちゃんがしたいようにするしかないさ」としか言えなかった。

転職は成功することもあるが、失敗することも多い。なんとも言い難い。決断を下したら、後悔しないで前へ進んでいくしかない。後戻りは出来ないのだ。
結局、彼は転職を選択した。そして今がある。仕事も大変らしいが、なんとかやっているようだ。女の子二人もすくすくと育ったよし。彼の選択は良かったのだ。

ところで、「今度はどんな相談なの?」と?で聞いてみたら、どうも親族間におけるトラブルらしい。これは厄介である。特に相続問題となると、他人が話し合いに参加することは難しい。決まった後の手続きなら、いくらでも出来るんだが・・・・。まあ、話を聞いて若干のアドバイスが出来るくらいしかないだろう。

僕に用事がなければ、彼と夜の酒場でダベルことができるんだが、僕は夕方から弟(仕事の仲間)と、もう一人の知人と、なんでも「利き酒会」に行かないかと誘われている。一万円の会費らしい。既に申し込みをしてしまった。「利き酒」かあーーー。色んな酒を飲むんだろうか?。焼酎ならともかく、酒はほとんどたしまない。まあ、雰囲気とやらを観察するのも悪くはないだろう。その後は、結局どこかへ、しけ込むことになりはしまいか?。弟も知人も僕もそちらがメインではないのか?。どうもそんな気がする。

近未来を想像して、その通りになる事って怖いぜ・・・・。と言いながら、「自らその道を選択しているあなたの姿が見えまーーーす」って声が聞こえてきそうだ。こんな時、妖精の声で「おやめなさーーーい」って、ささやかれたら僕は歩みを180度転換出来るだろうか?。うんんんん、その時になってみないと分からないか。

とりも直さず、明日は忙しい日になりそうだ。抱えた仕事が日延べになるが、そこは頑張りで乗り切ることにしよう。おっと、もう今日になってしまった。そろそろ寝をとるか。

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