僕らの旅パート16。
2007年12月20日 日常 僕たちはジャズホールの中へ導かれた。350人以上はゆうに入るという大きなホールである。照明・設備も見事なものだった。ほぼ、中央の席があてがわれた。奥様の知人、友人、スタッフの家族、工事関係者の人達が招待されている模様。満席に近い。本番さながらに、ウエイトレスのコスチュームを着けた女性達が注文を聞きに来た。「何か気がついたことがあったら言って欲しい」と事前に言われていたが、とてもとてもそんな指摘が出来るほどの余裕はない。取りも直さず、採用が内定している、とりどりの女性達の姿がきれいだった。第一に笑顔である。サービス業とは笑顔の業である。笑顔にうっとりとしながら、僕たちは飲み物と、メニューを指さしながら適当な食べ物を一品ずつ注文した。前・前夜祭とは言え、僕たちにも多少の遠慮がある。今宵は飲んで馬鹿騒ぎするには場違いである。皆、しんみりと、紳士らしく振る舞っていたのがおかしい。
舞台ではまさにリハーサルが行われようとしていた。ドラムとピアノ、それにボーカルの女性が綿密な打ち合わせをやっていた。かくして曲目が決まると、リズミカルに女性が歌い出した。僕たちはドリンクを飲みながらそのメロディーに合わせ、貧乏揺すりならぬ足踏みを始めた。一曲が終わるたびに、割れんばかりの拍手だ。僕はフォークソングしか知らない男だが、ジャズも聴いていると胸に響くものがあり、いいものだと思った。
何曲うたったのか覚えていない。静かに目を閉じて歌に聞き入った。ほぼ、一時間が過ぎただろうか?。リハーサルが終わった。僕たちは感動の余韻を残したまま、ドリンクと残りの料理を片つけた。ちらほらと来賓達が帰って行く。奥様に「おめでとう」の言葉を残して。僕たちも長居は禁物かと思ったが、一応、方丈様が席をたたれるまでいることになった。来賓がほぼ引けた頃、僕たちも席を立った。まだまだ、準備が残っているにもかかわらず。方丈様と奥様が二台の車で僕たちを宿泊所まで送り届けてくれた。いたれりつくせりに、僕たちは大いに恐縮した。
帰り際、日本人街のスーパーに立ち寄った。翌朝の食材の買い出しである。このスーパーは既に承知済み。のび太君が食材のでかさに驚き、カメラに収めたスーパーである。豆腐、ネギ、納豆、牛乳等がカゴに収められた。翌朝の食事当番はドラえもん君に決定。いかなる味噌汁が出来る事やら楽しみとなった。
ねぐらへ到着。僕らの旅もいよいよクライマックスを迎えることになる。明日明後日は、方丈様、奥様ともども店舗の開店で大忙し。我々は邪魔になってはいけないので、一泊二日の小旅行が計画されていた。な・なんと、ヌーディスト・ヴィリッジ(ヌード村)へ赴き、温泉に入ろうという趣向だ。まさか?男も女も真っ裸かの混浴かあーー?。何かの歌にあったが、「初めての経験!!」。想像するだに、嬉しくもあり、怖くもある。皆の心は複雑さながらだ。
僕たちは、早朝、外人さんが坐禅に来ないことを、かつ、明日以降の旅が記念すべき旅とならんことを念じつつ蒲団にすべりこんだ。
舞台ではまさにリハーサルが行われようとしていた。ドラムとピアノ、それにボーカルの女性が綿密な打ち合わせをやっていた。かくして曲目が決まると、リズミカルに女性が歌い出した。僕たちはドリンクを飲みながらそのメロディーに合わせ、貧乏揺すりならぬ足踏みを始めた。一曲が終わるたびに、割れんばかりの拍手だ。僕はフォークソングしか知らない男だが、ジャズも聴いていると胸に響くものがあり、いいものだと思った。
何曲うたったのか覚えていない。静かに目を閉じて歌に聞き入った。ほぼ、一時間が過ぎただろうか?。リハーサルが終わった。僕たちは感動の余韻を残したまま、ドリンクと残りの料理を片つけた。ちらほらと来賓達が帰って行く。奥様に「おめでとう」の言葉を残して。僕たちも長居は禁物かと思ったが、一応、方丈様が席をたたれるまでいることになった。来賓がほぼ引けた頃、僕たちも席を立った。まだまだ、準備が残っているにもかかわらず。方丈様と奥様が二台の車で僕たちを宿泊所まで送り届けてくれた。いたれりつくせりに、僕たちは大いに恐縮した。
帰り際、日本人街のスーパーに立ち寄った。翌朝の食材の買い出しである。このスーパーは既に承知済み。のび太君が食材のでかさに驚き、カメラに収めたスーパーである。豆腐、ネギ、納豆、牛乳等がカゴに収められた。翌朝の食事当番はドラえもん君に決定。いかなる味噌汁が出来る事やら楽しみとなった。
ねぐらへ到着。僕らの旅もいよいよクライマックスを迎えることになる。明日明後日は、方丈様、奥様ともども店舗の開店で大忙し。我々は邪魔になってはいけないので、一泊二日の小旅行が計画されていた。な・なんと、ヌーディスト・ヴィリッジ(ヌード村)へ赴き、温泉に入ろうという趣向だ。まさか?男も女も真っ裸かの混浴かあーー?。何かの歌にあったが、「初めての経験!!」。想像するだに、嬉しくもあり、怖くもある。皆の心は複雑さながらだ。
僕たちは、早朝、外人さんが坐禅に来ないことを、かつ、明日以降の旅が記念すべき旅とならんことを念じつつ蒲団にすべりこんだ。
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