僕らの旅パート22。
2007年12月30日 日常彼女の部屋まで行くと、「娘の写真を見せるから中へ入って」という。僕は一瞬ためらったが、信用ある僕のことだ。彼女は何の疑いもなく僕を招き入れた。薄暗い部屋の中にベッドが置かれ、スタンドの明かりがともっている。彼女はバッグから、娘の写真やら、カナダにある自宅の写真を取り出した。小学生くらいの、かわいい娘が写っていた。家はウッドハウスみたいで、近くに森林ががあり、川もあるようだ。やはりネイチャーなんだと改めて思った。写真の後に、パスポートまで見せてくれた。もっと若いと思っていたが、実際は40才とのこと。恐らく、自分を信用してもらいたいために、僕にそうしたのだろう。長居は彼女の迷惑になるかと思い、明日の出立時に迎えに来るからと告げて、部屋を後にした。
袖ふれあうも多少の縁とか言うが、旅はまさに、色んな縁と出くわすものだ。その縁が良かれ悪しかれ・・・・。部屋へ戻ると、皆がワインやらビールを飲んでいる。「どうだった?」と聞くので、「かくかくしかじか」と説明。一応それで落着だ。僕もビールを飲もうとしたが、栓抜きがない。「どうして蓋を開けたの?」と聞くと、なんでも、コンクリート階段の端っこにビール瓶の蓋をかませ、上からたたくと蓋が取れるそうだ。あまり強くたたくと、瓶が割れることもあるのでご注意とのこと。早速試した。見事に成功。誰の発案かと問えば、のび太君の経験上の産物らしい。「さすがわ、のび太君。されど、のび太君」だ。こういう時はドラえもん君が頼りになるかと思っていたが、力任せばかりでは、ダメなようだ。
本来なら、部屋での飲酒は御法度。ある種の後ろめたさはあるが、こうやって飲むのは、スリルがあって面白い。後で書くことになるが、やはり、悪いことは出来ないものだ。見事、発見されてしまう。ひとしきり飲んでダべって、さあ、お休みタイムということで、皆、部屋へ帰った。
「僕たちもそろそろ寝るぜー」と言うと、のび太君が「ジャイアンと同じベッドで寝るのは初めて。どうやって寝ようか?」と言う。どうも、同性愛者の人たちの事を気にしているようだ。僕は特に気にもならないが、のび太君の事を思って、敷き布団の真ん中に区切りを入れて、その左右に背中合わせで寝ることになった。僕はジーパンを脱いで、タイツ姿になったが、のび太君は、衣服を着けたままベッドインしたようだ。このあたりが彼の面白いところだ。
今日の諸々の出来事が脳裏をかすめた。僕たちの旅もやがて終わろうとしている。楽しく過ぎた時はもう思い出となる。うつらうつらしながら、そんな事を思い、いつの間にか深い眠りに落ちたようだ。
袖ふれあうも多少の縁とか言うが、旅はまさに、色んな縁と出くわすものだ。その縁が良かれ悪しかれ・・・・。部屋へ戻ると、皆がワインやらビールを飲んでいる。「どうだった?」と聞くので、「かくかくしかじか」と説明。一応それで落着だ。僕もビールを飲もうとしたが、栓抜きがない。「どうして蓋を開けたの?」と聞くと、なんでも、コンクリート階段の端っこにビール瓶の蓋をかませ、上からたたくと蓋が取れるそうだ。あまり強くたたくと、瓶が割れることもあるのでご注意とのこと。早速試した。見事に成功。誰の発案かと問えば、のび太君の経験上の産物らしい。「さすがわ、のび太君。されど、のび太君」だ。こういう時はドラえもん君が頼りになるかと思っていたが、力任せばかりでは、ダメなようだ。
本来なら、部屋での飲酒は御法度。ある種の後ろめたさはあるが、こうやって飲むのは、スリルがあって面白い。後で書くことになるが、やはり、悪いことは出来ないものだ。見事、発見されてしまう。ひとしきり飲んでダべって、さあ、お休みタイムということで、皆、部屋へ帰った。
「僕たちもそろそろ寝るぜー」と言うと、のび太君が「ジャイアンと同じベッドで寝るのは初めて。どうやって寝ようか?」と言う。どうも、同性愛者の人たちの事を気にしているようだ。僕は特に気にもならないが、のび太君の事を思って、敷き布団の真ん中に区切りを入れて、その左右に背中合わせで寝ることになった。僕はジーパンを脱いで、タイツ姿になったが、のび太君は、衣服を着けたままベッドインしたようだ。このあたりが彼の面白いところだ。
今日の諸々の出来事が脳裏をかすめた。僕たちの旅もやがて終わろうとしている。楽しく過ぎた時はもう思い出となる。うつらうつらしながら、そんな事を思い、いつの間にか深い眠りに落ちたようだ。
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