僕の愚かな夢。

2008年4月11日 日常
 ぐずついていた空模様が、打って変わり、すこぶる良い天気になった。空気が美味しい。若葉がすくすくと成長し、目に優しい。路肩に沿って植えられているチューリップの花があでやかな美を演出している。桜は既にその使命をを果たして、翌年への準備に入った。時は人を待たずにどんどん先へ行く。かくして、僕の心も先を急いでいる。

四月は正月と同じく、新たな年度の始まりだ。やはり、幾ばくかの緊張を伴う。テレビで見たが、皇室では愛子様が小学校へ入学。なんとも笑顔がかわいかった。

僕はどこへも入学はしないが、新しい気持ちで娑婆世界と交わることになる。見渡せば、目白押しの物価高。僕の仕事も報酬を値上げすれば、クライアントは去っていく。「これじゃああーーー、やっておられませんぜ」と思う。ガソリンがちょっと安くなったのが、せめてもの救いだ。

とは言え、最近はあまり遠出することが少なくなった。ガソリンが安くなれば遠出もいいのだが、人生とは裏腹なことばかり。遠出が少なく、机上の仕事が増えた。パートさんがいないせいもあるが、我が超零細企業ではパートさんの人件費を捻出するのも大変だ。一人でこつこつとやるしかない。

てなわけで、費用節約のため、このたび新たにプリンターを新調した。リースの複合機があるが、カラーをとると、一枚、云十円かかる。新調したプリンターならタダだ。このプリンターの一つの欠点。ばかでかすぎたことだ。僕の事務室には複合機の他、別に二機のプリンターがあり、全部で四機。それぞれに使い分けている。ただ、設置する場所がない。仕方なく廊下に置き、5メートルの接続コードでパソコンと連動させた。見た目が良くないが仕方がない。試し刷りは成功。

僕のはかない、愚かな夢は、SFドラマなんかによく出てくる、コンピュータ室の構築である。事務室の机が頭脳の中枢。事務室を宇宙船とすれば、その中枢に座り、そう長くもなく、ごつごつした僕の指がボタンを押す。マシーンが命令通りに働く。船外からの攻撃にも、マシーンで制御。とまではいかないか?。

僕はマシーンが命令通りに働いたかどうかを確認するため、5メートル先の廊下まで赴く。成功だ。ただ、5メートル先の廊下まで、その都度、歩みを進めるのも効率が悪い。ただ、ものは考えようだ。歩くことにより、僕自身が運動していることになる。面倒くさがらずに行動あるのみだ。

そもそも僕は「マメ男」である。何でも後回しにすることが嫌いである。思ったときに、ぱっとやり、ぱっと言う。熟慮しないから、裏目に出ることもある。まあ、それでも、大失敗はなかったから、いいとしよう。僕のマメさは意外と人に喜ばれる。女性にもこれくらいマメであればいいのだが、「マメさ」は万能ではない。尻込みすることも結構ある。

何かのコーナーで、ハンドルネームの分析がしてあった。僕の名前は50パーセントが「怨念」と言うことらしい。「怨念」かあーーーー。これ以上の言及はすまい。

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