今日の大発見。と言っても、人様にとっては「なんだ・・・ばかばかしい」と思えるようなことだ。何のことはない。連の花が咲いただけのこと。
今朝、起きて何気なく、玄関の横に置いていた水槽鉢を覗くと、淡いピンク色を呈した蓮の花が一輪咲いていた。最初、誰かの徒で造花かなと思ったが、まさしく本物。
こんなに突然、咲くとは夢にも思わじ。感激もひとしおだ。思えば、3〜4年前、園芸店みたいなところで、赤ちゃん蓮を購入した。水面にグリーの葉っぱを広げている様が、涼しく感じられたので求めたわけだ。
もともと、連は、昔から家にあった。ばあさまが、五升炊きか?10升炊きか?知らないが、大きな歯釜を使用しなくなった。そこで、蓮の鉢として利用し、外門のフェンスの内側仁置いて育てていた。花が咲いて美しいことは言うまでもない。ただ、玄関の横に歯釜を置く訳にもいかない。そこで、僕は適当な鉢を購入し、玄関横で育てることにしたわけだ。
もう一つ。蓮を育てることにした僕のやましい理由をあげれば、ばあさまへの対抗意識があったようだ。まだ、ばあさまが存命の頃、ことあるごとに「花に水やったか?」と聞かれた。「まだです」というと、怪訝そうに目を三角にして僕を見たものだ。当時、僕は労働の担い手だった。そのことに今も変わりはないが、何となく命令調に言われると僕の小さな心も痛んだものだ。そんな経緯ながらも、ばあさまの亡き後は、みずから進んで、花に水をやるようになった。これも罪深い僕に対して神があたえた試練なのかも知れない。
花が好きというわけではない。人が育てた花を美しいと思って眺めるのが関の山。しかるに、ばあさまの亡き後を契機に、僕の心もすこし変化したようだ。まだ、ほんの少しである。朝顔や、月下美人、蓮は自ら手を染めた。爪の中がドロで真っ黒になるが、愛情を持ってそだてると、決して草花は裏切らない。蓮はただ、水が少なくなったら、適当に補充して放置。毎朝眺めては、葉っぱがどうしているかな?と眺めるだけ。ほんのそれだけなのに、こんなに美しい花を咲かせるなんて。朝顔もやっと小さな原始葉をだした。これも水をやるだけ。月下美人は屋内の廊下にあるが、ただ日光を当てるだけ。いとも簡単だ。
蓮も月下美人も、あわいピンク色を帯びてはいるが、まさに純白のドレスを着た花嫁を思わせる。あえて、違いがあるとすれば、蓮にも、月下美人にも「とげ」がないことか?。ここ、しばらくは毎朝、僕の心をいやしてくれるだろう。
朝もやに
人知れず咲くや
連の花
まぶたに浮かぶ
ばあさまの笑顔 (字余り)
取りも直さず、僕が今日、感動したことをしたためた。
今朝、起きて何気なく、玄関の横に置いていた水槽鉢を覗くと、淡いピンク色を呈した蓮の花が一輪咲いていた。最初、誰かの徒で造花かなと思ったが、まさしく本物。
こんなに突然、咲くとは夢にも思わじ。感激もひとしおだ。思えば、3〜4年前、園芸店みたいなところで、赤ちゃん蓮を購入した。水面にグリーの葉っぱを広げている様が、涼しく感じられたので求めたわけだ。
もともと、連は、昔から家にあった。ばあさまが、五升炊きか?10升炊きか?知らないが、大きな歯釜を使用しなくなった。そこで、蓮の鉢として利用し、外門のフェンスの内側仁置いて育てていた。花が咲いて美しいことは言うまでもない。ただ、玄関の横に歯釜を置く訳にもいかない。そこで、僕は適当な鉢を購入し、玄関横で育てることにしたわけだ。
もう一つ。蓮を育てることにした僕のやましい理由をあげれば、ばあさまへの対抗意識があったようだ。まだ、ばあさまが存命の頃、ことあるごとに「花に水やったか?」と聞かれた。「まだです」というと、怪訝そうに目を三角にして僕を見たものだ。当時、僕は労働の担い手だった。そのことに今も変わりはないが、何となく命令調に言われると僕の小さな心も痛んだものだ。そんな経緯ながらも、ばあさまの亡き後は、みずから進んで、花に水をやるようになった。これも罪深い僕に対して神があたえた試練なのかも知れない。
花が好きというわけではない。人が育てた花を美しいと思って眺めるのが関の山。しかるに、ばあさまの亡き後を契機に、僕の心もすこし変化したようだ。まだ、ほんの少しである。朝顔や、月下美人、蓮は自ら手を染めた。爪の中がドロで真っ黒になるが、愛情を持ってそだてると、決して草花は裏切らない。蓮はただ、水が少なくなったら、適当に補充して放置。毎朝眺めては、葉っぱがどうしているかな?と眺めるだけ。ほんのそれだけなのに、こんなに美しい花を咲かせるなんて。朝顔もやっと小さな原始葉をだした。これも水をやるだけ。月下美人は屋内の廊下にあるが、ただ日光を当てるだけ。いとも簡単だ。
蓮も月下美人も、あわいピンク色を帯びてはいるが、まさに純白のドレスを着た花嫁を思わせる。あえて、違いがあるとすれば、蓮にも、月下美人にも「とげ」がないことか?。ここ、しばらくは毎朝、僕の心をいやしてくれるだろう。
朝もやに
人知れず咲くや
連の花
まぶたに浮かぶ
ばあさまの笑顔 (字余り)
取りも直さず、僕が今日、感動したことをしたためた。
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