久しぶりの雨だ。本来、五月の空は高く、青く澄みきっているはずなんだが、こんな日もたまには良いか。

世間では、ゴールデンウィークさまさまで、行楽地は大賑わいだろう。何でも高速道路は数十キロに及ぶ渋滞だとか。そう思うと、旅はやはり、シーズンオフがいいようだ。片や、新型ウイルスが猛威をふるい、世界中がその驚異で一喜一憂している。皮肉なことだ。町中をマスクをして歩いている人たちが大勢いる。そんな姿を見ると、なんだか異境の地にいるような錯覚を覚える。
とは言え、ちゃっかりしたものだ。僕も既に二個のマスクを調達済みだ。

世間の動向を横目に、僕は先月後半から未だに連日の労働に明け暮れている。
今日はまた6時から一時間程度の仕事。その合間を利用して、ネットを覗いている。相変わらず、宣伝用のメールがわんさと来ている。一瞥を投げて、即、ゴミ箱へ。時々思うことがある。心に「ぐっ」と迫るようなメールなんて来ないのかな?なんて。親しい友人ならばともかかく、個人情報が尊重されている今日にあって、ゆめのような メールが来るはずもない。

それはそうと、もう、半月ばかりアルコールから遠ざかっている。昨夜は友人からの誘いがあったが、なにせ、今朝は7時から予約の仕事が。酒の匂いをさせて、仕事に赴くわけにも行かない。丁重ににお断りして、次回に日延べした。もともと、下戸なので、我が家で飲酒することはない。一月前、「ワイン」の試飲無料ということで、隣県から営業マンがやってきた。そく、どらえもん君を呼んだ。彼は滅法、ワインが好きなようだ。

彼はサンフランシスコのワイン工場で、試飲用のワインを1人で飲みあげて、周りの人たちの笑いを誘ったことだ。僕たちは値の安いやつから、高級なものまで、小さなコップで順次味わった。味の分からない僕にとっては、安くて、酸っぱくなく、少々甘口のものが口になじんだ。結局、僕たちは半ダースを購入。どらえもん君と三本ずつ分けることにした。

月日が流れた。どらえもん君はすでに、三本を飲み上げ、あらたなる注文をしたそうだ。僕はと言えば、二本はすでに他人の手元に。残っているのは一本だけ。封を切るのはいつのことやら?。まああ、下戸とはこういうものだ。おっと、仕事の準備にかかろう。明日がまた良き日であらんことを願いたい。


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