けだるい六月。

2009年6月13日 日常
暦をみればもう六月も中旬。麦刈りがあっという間に終わり、今は田んぼに水が張られている。なんでも、ある地域では水不足になっているそうな。確かに、今年は雨が少ないようにも感じる。毎年見ているが、田園風景の移り変わりは、何故か心に優しい。農耕民族たるゆえんか?。

六月は僕の仕事もあがったりだ。てなわけで、仕事仲間10名程度で、研修旅行と銘打って、近県の温泉地へ出かけた。マイクロバスは貸し切りで、ゆったりした座席は快適だった。窓から見える風景は緑一色。空の青と相まって絶妙なコントラストを呈している。

僕たちは、ワイワイがやがやとだべりながら、ビール、焼酎、酒のグラスを干した。さすがに、昼間から飲むアルコールは酔いが早い。マイクロバスの揺れが、酔いに拍車をかける。それもいい。仕事を忘れての旅ほど心地よいものはない。皆、それを知っているからだ。

数時間で、最初の見学地へ着いた。ふらふらしながら見て回ったが、ガイドさんの説明は、ほぼ記憶に残らじ。その後の見学地も同じだ。「はやいとこ、ホテルへ行こうぜ」と言うことになり、予定時刻より1時間ばかり早く、チェックインした。即、部屋割りがきまり、4人、3人、3人が共同部屋。少々、体が不自由な1人が廊下でつながった別棟の個室。

翌朝、個室に寝た1人の弁が面白い。「いびきがうるさくても、一緒の部屋がいい。1人は寂しい」と。「なるほど、そうかもしれない」と笑ったことだ。

夜はおきまりのコースの宴会だ。幹事さんがコンパニオンさん2名をチャーターしていた。20代とおぼしき美形の女性が現れた。向かい酒でまさに迎い酒。酩酊すること、もちろん。僕はカラオケで、時期遅れの「春なのに」をうたった、柏原芳恵さんの歌だ。さすがに、拍手もまばら。紫陽花だけが。怪しげな彩りを見せ、僕を笑っているかのようだった。

2時間ちょっとの宴会を終えた。もう、外へ外出する気にはなれなかった。部屋へ戻り、この老いた?ボディにマッサージというメスをいれることにした。
幸い部屋は8畳二間程度有り、僕は隅に敷かれていた蒲団に、トドならぬ中肉・中背の体を横たえた。

程なくフロントに申し込んでいた「揉み師」がやってきた。おっと、2時間ばかり仕事が入った。この続は、後ほどしたためることにしよう。


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