土曜日・日曜日が雨。今日は終始、曇り空。もう既に梅雨なのか?。そろそろ、田んぼの麦が刈り取られ、水田に様変わりしていく。毎年見慣れている光景だ。田んぼや周りの風景から、時の移り変わりを感じられるのは幸せなことかもしれない。

ところで、口蹄疫という病気に牛や豚が感染し、殺傷処分されている報道を毎日、目にする。その数、何万頭というから驚きだ。人間のエサとして飼育されているとは言え、なんだか、いたたまれない気持ちになる。牛も最後の時を迎える頃になると、死を察してか悲しい鳴き声を出すそうだ。

自然はまさに弱肉強食の世界。弱いものが強いものの餌食になる。確かに、種がはびこび過ぎると自然界のバランスを崩してしまう。適当に淘汰されて自然界はバランスを保つわけだ。共存共栄とは、バランスがとれてこそ成り立つのだろう。てなわけで、我々人類も毎日のように魚類や、ほ乳類や植物をエサとして取り込む。生きるための手段であるが故に、罪悪感はほとんど感じないだろう。

しからば人間は、誰の餌食にもならない自然界の王者なんだろうか?。必ずしもそうではないだろう。人間も何かの餌食になってはいまいか?。例えば人為的なことで言えは、戦争だろう。互いに殺傷しあう。まさに戦争の餌食だ。愚かなこととは分かっていても、人間の本能がそうさせるのだろうか?。歴史がそれを証明している。非人為的なことでは、自然災害(台風・地震等)が、そうだろう。これはいかんともし難い。科学が自然災害を食い止めようと果敢に挑戦しているが、いまだ人間の英知は及ばない。いずれは克服できるかもしれないが。

更に、忘れてならないのは、我々人類を含め、自然界と呼んでいるものの全てが、宇宙という生命体の餌食になるということだ。そんな宇宙さえも消滅という道をたどると言う。「一体どうなってんの?」と言いたい。

いくら考えても結論の出る問題ではない。要は、たとえ宇宙の餌食になろうとも、今という世界を、がむしゃらに、しぶとく生きていくことしかないと言うことだ。


コメント

岩崎
岩崎
2010年5月24日22:20

>>最後の時を迎える頃になると、死を察してか悲しい鳴き声を出すそうだ。

分かるんでしょうね…(´;ω;)
食品工場などでも、試作品を実験用マウスに食べさせて、首を骨折させ延髄亀裂で安楽死させて、内臓を調べて安全かどうかを確かめているらしいんですが
首を折られる前にマウスは涙を流すそうです。

人間を殺すのは人間ですよね…その人間も自然災害には敵わず…
人間や宇宙のことを考えるときりがない。でも面白いですよね!

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