六月のスタートだ。どんよりとした曇り空。僕の頭も曇っている。というのも昨夜は久しぶりに友人と一献傾け、酩酊したため、朝から頭が上がらないのだ。深酒は禁物とはわかっていても、なじみの一見客たちとの会話が面白く、午前様となった。
行った小料理屋は、10名程度しか入らない小さな店だ。、和服を着た小柄なママさんが一人できりもみしている。流れているBGMはフォークソング。それもそのはず、ママさんは高校時代にフォークソング部のボーカルを担当していたと言うから納得だ。本来なら、客の好みそうな演歌にすべきなんだろうが、ママの同級生達の来訪も多く、皆、了解しているようだ。
腹ごしらえが済み、フォークの調べが次の店へと僕を誘う。そして又、次の店へと。この悪循環を断ち切らねばと、心に言い聞かせてはいるが、「まだいいじゃないか」という悪魔のささやきが、心を支配してしまう。困ったものだ。
てなわけで、今朝はよろよろと、、よろけながら長いホースを引っ張り、植物たちに朝ご飯をやった。弟と一緒に植えた、ひまわりの苗が、しょぼくれていた。大きくなるのが楽しみである。1.5メートル位に背丈が伸び、黄金色の大輪を風になびかせている姿は、まさに夏の風物詩。日傘でもさして、ひまわりの前に立つと、「夏のお嬢さん・・・?」ではないか、「夏のとっちゃん坊や」ってとこか。
午後になると、意識もはっきりしてきた。「さああーーー、仕事だぜ」と、机に向かったが、今ひとつ燃えない。だらだらとしていると、やにわに、空模様が怪しくなった。と、そのとき、屋根瓦に石を投げたような音が。あちこちから聞こえる。「なんだべ?」と、窓から屋根を見上げると、なんと、「ビー玉」級のあられが屋根瓦を叩き、放物線を描いて地面に落下している。「あっと驚く為五郎」とはこのことだ。「初めての経験」と言っても良い。おまけに、雷が、ゴロゴロとうなり声を出し始めた。梅雨前の攪乱か?。異常気象だぜ。
僕の嫌いな三つのこと。地震・雷・台風。生来、憶病者の僕は、「ピカッ」と空が光ると、体を萎縮させ、そく数を数える。いち・にい・さん・しいい。まだ雷雲は遠い。安心だぜーーと胸をなで下ろす。しかるに「ピカッ・ドン」とくると、体はわななき、どこに落ちたのかと、気にかかる。雷雲が通り過ぎるまで、僕の心は落ち着かない。仕事どころではないぜと、一喜一憂していた。
自然現象は、現金なものよ。しばらくすると、あられが雨に変わり、雷雲も何ごともなかったかのように、去っていった。おまけに、お天道様まで顔を出し、機嫌をを伺っているようだ。やれやれだぜ。
外に出てみた。せっかく咲いていたあじさいの花が、へし折られ、葉っぱに大きな穴が。あられのすさまじさを物語っている。人に当たれば。痛いこと限りなしだ。とんだ六月のスタートとなった。
行った小料理屋は、10名程度しか入らない小さな店だ。、和服を着た小柄なママさんが一人できりもみしている。流れているBGMはフォークソング。それもそのはず、ママさんは高校時代にフォークソング部のボーカルを担当していたと言うから納得だ。本来なら、客の好みそうな演歌にすべきなんだろうが、ママの同級生達の来訪も多く、皆、了解しているようだ。
腹ごしらえが済み、フォークの調べが次の店へと僕を誘う。そして又、次の店へと。この悪循環を断ち切らねばと、心に言い聞かせてはいるが、「まだいいじゃないか」という悪魔のささやきが、心を支配してしまう。困ったものだ。
てなわけで、今朝はよろよろと、、よろけながら長いホースを引っ張り、植物たちに朝ご飯をやった。弟と一緒に植えた、ひまわりの苗が、しょぼくれていた。大きくなるのが楽しみである。1.5メートル位に背丈が伸び、黄金色の大輪を風になびかせている姿は、まさに夏の風物詩。日傘でもさして、ひまわりの前に立つと、「夏のお嬢さん・・・?」ではないか、「夏のとっちゃん坊や」ってとこか。
午後になると、意識もはっきりしてきた。「さああーーー、仕事だぜ」と、机に向かったが、今ひとつ燃えない。だらだらとしていると、やにわに、空模様が怪しくなった。と、そのとき、屋根瓦に石を投げたような音が。あちこちから聞こえる。「なんだべ?」と、窓から屋根を見上げると、なんと、「ビー玉」級のあられが屋根瓦を叩き、放物線を描いて地面に落下している。「あっと驚く為五郎」とはこのことだ。「初めての経験」と言っても良い。おまけに、雷が、ゴロゴロとうなり声を出し始めた。梅雨前の攪乱か?。異常気象だぜ。
僕の嫌いな三つのこと。地震・雷・台風。生来、憶病者の僕は、「ピカッ」と空が光ると、体を萎縮させ、そく数を数える。いち・にい・さん・しいい。まだ雷雲は遠い。安心だぜーーと胸をなで下ろす。しかるに「ピカッ・ドン」とくると、体はわななき、どこに落ちたのかと、気にかかる。雷雲が通り過ぎるまで、僕の心は落ち着かない。仕事どころではないぜと、一喜一憂していた。
自然現象は、現金なものよ。しばらくすると、あられが雨に変わり、雷雲も何ごともなかったかのように、去っていった。おまけに、お天道様まで顔を出し、機嫌をを伺っているようだ。やれやれだぜ。
外に出てみた。せっかく咲いていたあじさいの花が、へし折られ、葉っぱに大きな穴が。あられのすさまじさを物語っている。人に当たれば。痛いこと限りなしだ。とんだ六月のスタートとなった。
コメント
死んだ瞬間に体重が減少する実験、どうやったんでしょう。それも気になるところです。
ああ、もう6月ですか。6月にあられ・・・うわー本当に異常な気象現象ですね。
生まれ変わって、未来の宇宙を散歩する。もちろん素敵だと思います。
生まれ変わる頃には、宇宙旅行も夢じゃないかもしれませんしね。
未来の宇宙は、月面に塔でも建ってそうですよね。宇宙空間には日本の膜の技術を駆使して作られた何かが浮かんでいたり。