とっちゃん坊や達の旅、国内編。プロローグ
2010年12月12日 日常 一体、何時が経ったのだろう。僕は随分長く眠っていたようだ。というより、仕事と社交に明け暮れていたと言ったが、早いか?。それも、かっこよすぎるか。実は、はかどらない仕事にせっせと、汗を流していたというのが正しいだろう。もちろん、それなりに遊びはしたが・・・・。
僕たち、とっちゃん坊や達、三人の旅も11月にすでに終えた。
早く旅行記を書きたいと思っていたが、上記の理由で延び延びとなってしまった。とりあえず、今日は旅行記のプロローグを書いておくか。
今回の旅は国内旅行。メンバーは、のび太君、ネズミ男君、それにジャイアンの僕。三人旅となった。やはり、リーダーのドラえもん君と、夜泣き爺さんがいないと、ちょっと寂しい気がしたが、諸般の事情があるとのことで、ヤムを得ない。
当日は天気上々。最寄りの駅が集合場所となった。ネズミ男君は我が家に車を置き、一緒に駅までタクシーで行った。車内でネズミ男君から、バーバリーのマフラーをもらった。寒い地へ行くので、僕を気遣っての配慮だろう。泣けるぜ・・・。実は僕も、ネットで仕入れたど派手のマフラーを持参していたが、彼の心をおもんばかり、そのことは言わなかった。彼自身は、姪からプレゼントされたという、ウール100パーセントのマフラーを持参していた。「できるならそっちが欲しいなーあーー」と言うと、あっさりと拒否。さもありなん。
ねずみ男君の優しい気遣いを書いたが、それは彼ばかりではない。なんと、この僕、ジャイアンもネズミ男君へプレゼントを持ってきていたのだ。何かと言えば皮の手袋。僕は黒と茶、二つ持参していた。もちろん、一つはネズミ男君へやるためだ。上等そうな黒は、もち、僕専用。茶をネズミ男君へ差し出した。「おいら、黒がいいなーーー」と彼が言ったが、おあいこだぜ。
いやああ、こんな偶然があるとは実に驚きだ。それぞれに相手を思いやる気持ち、これが泣けるんだよなあーー。ふと、思い出した。恋人同士が、互いに一番大事にしているものを相手にあげたと言う話。確か女性はその美しい黒髪を恋人にあげたんだよなーーー。ところで、男は何を彼女にあげたんだったっけ。ありゃーー、思い出せない。そうそう、おじいさんからもらった、銀の時計だったっけ?。定かではない。僕なら「純粋な心」と言いたいところだが、これじゃーーー話にならないぜ。
駅に着いた。のび太君はまだのようだ。しばらく缶コーヒーを飲みながら待った。時間は十分ある。程なく、のび太君が到着。革ジャンに、首からいかにも高級そうなカメラをぶら下げていた。何を思ったか、ネズミ男君もバックの中から、今年買ったという、カメラを取りだし首にぶら下げるではないか。「やめてくれよ」と言いたかったが、デジカメしかもたない、ジャイアンは、「ぐっと」口をつむんだ。先が思いやられるぜ。
僕たちは、席を確保するため、早めにプラットホームに並ぶことにした。「さああ、切符を買おうぜ」ということになったが、久々に乗る電車。ピーチクパーチク言いながら、割引往復券を購入。「帰りも切符を使うから、なくさんように」と、僕はネズミ男君へ一言。「わかっとりますたい」と、彼は、口をへの字に。
さあ、いよいよ僕たちの旅が始まった。例によって、はちゃめちゃな旅となる予感が全身をよぎった。さすがに休日だ、人が多い。皆、どこへ行くのやら?。そう寒くもないが、若い女性達は首にマフラーをしている。うんんん、これもおしゃれか?。「バーバリーでも首に巻くか」と思ったが、さすがに止めた。折もよし、電車がホームへ滑り込んできた。
続きは後日に書こう。
僕たち、とっちゃん坊や達、三人の旅も11月にすでに終えた。
早く旅行記を書きたいと思っていたが、上記の理由で延び延びとなってしまった。とりあえず、今日は旅行記のプロローグを書いておくか。
今回の旅は国内旅行。メンバーは、のび太君、ネズミ男君、それにジャイアンの僕。三人旅となった。やはり、リーダーのドラえもん君と、夜泣き爺さんがいないと、ちょっと寂しい気がしたが、諸般の事情があるとのことで、ヤムを得ない。
当日は天気上々。最寄りの駅が集合場所となった。ネズミ男君は我が家に車を置き、一緒に駅までタクシーで行った。車内でネズミ男君から、バーバリーのマフラーをもらった。寒い地へ行くので、僕を気遣っての配慮だろう。泣けるぜ・・・。実は僕も、ネットで仕入れたど派手のマフラーを持参していたが、彼の心をおもんばかり、そのことは言わなかった。彼自身は、姪からプレゼントされたという、ウール100パーセントのマフラーを持参していた。「できるならそっちが欲しいなーあーー」と言うと、あっさりと拒否。さもありなん。
ねずみ男君の優しい気遣いを書いたが、それは彼ばかりではない。なんと、この僕、ジャイアンもネズミ男君へプレゼントを持ってきていたのだ。何かと言えば皮の手袋。僕は黒と茶、二つ持参していた。もちろん、一つはネズミ男君へやるためだ。上等そうな黒は、もち、僕専用。茶をネズミ男君へ差し出した。「おいら、黒がいいなーーー」と彼が言ったが、おあいこだぜ。
いやああ、こんな偶然があるとは実に驚きだ。それぞれに相手を思いやる気持ち、これが泣けるんだよなあーー。ふと、思い出した。恋人同士が、互いに一番大事にしているものを相手にあげたと言う話。確か女性はその美しい黒髪を恋人にあげたんだよなーーー。ところで、男は何を彼女にあげたんだったっけ。ありゃーー、思い出せない。そうそう、おじいさんからもらった、銀の時計だったっけ?。定かではない。僕なら「純粋な心」と言いたいところだが、これじゃーーー話にならないぜ。
駅に着いた。のび太君はまだのようだ。しばらく缶コーヒーを飲みながら待った。時間は十分ある。程なく、のび太君が到着。革ジャンに、首からいかにも高級そうなカメラをぶら下げていた。何を思ったか、ネズミ男君もバックの中から、今年買ったという、カメラを取りだし首にぶら下げるではないか。「やめてくれよ」と言いたかったが、デジカメしかもたない、ジャイアンは、「ぐっと」口をつむんだ。先が思いやられるぜ。
僕たちは、席を確保するため、早めにプラットホームに並ぶことにした。「さああ、切符を買おうぜ」ということになったが、久々に乗る電車。ピーチクパーチク言いながら、割引往復券を購入。「帰りも切符を使うから、なくさんように」と、僕はネズミ男君へ一言。「わかっとりますたい」と、彼は、口をへの字に。
さあ、いよいよ僕たちの旅が始まった。例によって、はちゃめちゃな旅となる予感が全身をよぎった。さすがに休日だ、人が多い。皆、どこへ行くのやら?。そう寒くもないが、若い女性達は首にマフラーをしている。うんんん、これもおしゃれか?。「バーバリーでも首に巻くか」と思ったが、さすがに止めた。折もよし、電車がホームへ滑り込んできた。
続きは後日に書こう。
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