とっちゃん坊や達の旅、国内編。(2)
2010年12月18日 日常僕たちは集合場所へと急いだ。のび太君を先頭に、階段を上り二階へ。「ありゃ、どっちだべ?」としばらくうろうろ。苦しいときの、のび太頼り。のび太君はすかさず、集合場所が記載されているパンフレットで地点を確認。とある場所に人だまりの一陣が見えた。のび太君は中高年の夫婦ずれに、「○○ツアーの集合場所はここですか?」と尋ねる。「そうです」と返事が返ってきた。やれやれだぜ。
周りを見回すと30~40人近く、人が集合していた。なんでも定員80名近くのツアーで、1班と2班に分けられていた。僕たちは2班だった。ようく見ると、中高年の老夫婦ばかり。若い男女はほとんどいない。あえて言えば我々が壮年ということか?。どうも好奇のまなざしで、見られてうたようだ。それもそうだろう。へんてこな、トッチャン坊やのごとき三人の男達は一体何者なのか?、「近寄りがたし」とでも思ったようだ。
そもそも、のび太君は黒の革ジャンバーに身を包み、首からはいかにも高級そうな?、いや実際、高級なカメラを首からぶら下げているし、また、ネズミ男君は、プロカメラマンが着るようなジャンパーに、さるスナックで、お客さんからほめられた野球帽子みたいなものをかぶり、のび太君に負けまいとカメラを首からぶら下げている。参ったぜ・・・・・。一方この僕、ジャイアンは、紳士風のハットをかぶり、高級そうな防寒着に、ズボンはジーパン、靴は革のロングシューズという出で立ちだ。自分では「決まっているぜ」といいたいところだが、人の目には変わり者と思われたに違いない。
なにはともあれ、お構いなしだ。
そうこうしていると、どこからともなく、一人の背の高いスリムな女性が登場した。手には名簿らしきものを持っている。添乗員さんだ。なかなかの美人。早速、名簿の確認が行われた。ツアー客の代表者名と人数が告げられていく。僕たちのリーダーはのび太君だ。「一行3名様。いらっしゃいますね」と言われ、すかさずのび太君が「はーーーい」と応えた。搭乗券らしきものが渡された。出発時刻までには少々時間があったが、とりあえず、荷物検査を受けて中へ入ることにした。
荷物検査では、このジャイアン、たびたび失敗しているので、「今回は一発クリアーでいこう」と、財布やら、小銭やら、ポケットの中身を全てかごに放り込み、にんまりとゲートくぐろうかと思ったが、なななんんと、搭乗券まで、かごの中へ放り込んだので、チケットの提示を求められたが見当たらない。「ありゃありゃーー」と後続を待たせること数分。のび太君が、後ろから、「あんた、かごにいれたんじゃないの」という。そうでした。恥ずかしい・・・・。まああ、そんな失敗はあったが、見事、ゲートを通過。
今回は、「タマタマ」まで、触られなくて良かったぜ。ほっと一息だ。搭乗までにはまだ時間があった、遅ればせながら、汽車弁風弁当を購入し、待合室で喰らった。旨いのやら旨くないのやら、複雑な味だ。一応お腹を満たし、ヘルシアをぐっと飲み干した。いよいよ、地上を飛び立ち、鳥のごとき遊泳をすることになる。怖いぜ・・・・・・。
周りを見回すと30~40人近く、人が集合していた。なんでも定員80名近くのツアーで、1班と2班に分けられていた。僕たちは2班だった。ようく見ると、中高年の老夫婦ばかり。若い男女はほとんどいない。あえて言えば我々が壮年ということか?。どうも好奇のまなざしで、見られてうたようだ。それもそうだろう。へんてこな、トッチャン坊やのごとき三人の男達は一体何者なのか?、「近寄りがたし」とでも思ったようだ。
そもそも、のび太君は黒の革ジャンバーに身を包み、首からはいかにも高級そうな?、いや実際、高級なカメラを首からぶら下げているし、また、ネズミ男君は、プロカメラマンが着るようなジャンパーに、さるスナックで、お客さんからほめられた野球帽子みたいなものをかぶり、のび太君に負けまいとカメラを首からぶら下げている。参ったぜ・・・・・。一方この僕、ジャイアンは、紳士風のハットをかぶり、高級そうな防寒着に、ズボンはジーパン、靴は革のロングシューズという出で立ちだ。自分では「決まっているぜ」といいたいところだが、人の目には変わり者と思われたに違いない。
なにはともあれ、お構いなしだ。
そうこうしていると、どこからともなく、一人の背の高いスリムな女性が登場した。手には名簿らしきものを持っている。添乗員さんだ。なかなかの美人。早速、名簿の確認が行われた。ツアー客の代表者名と人数が告げられていく。僕たちのリーダーはのび太君だ。「一行3名様。いらっしゃいますね」と言われ、すかさずのび太君が「はーーーい」と応えた。搭乗券らしきものが渡された。出発時刻までには少々時間があったが、とりあえず、荷物検査を受けて中へ入ることにした。
荷物検査では、このジャイアン、たびたび失敗しているので、「今回は一発クリアーでいこう」と、財布やら、小銭やら、ポケットの中身を全てかごに放り込み、にんまりとゲートくぐろうかと思ったが、なななんんと、搭乗券まで、かごの中へ放り込んだので、チケットの提示を求められたが見当たらない。「ありゃありゃーー」と後続を待たせること数分。のび太君が、後ろから、「あんた、かごにいれたんじゃないの」という。そうでした。恥ずかしい・・・・。まああ、そんな失敗はあったが、見事、ゲートを通過。
今回は、「タマタマ」まで、触られなくて良かったぜ。ほっと一息だ。搭乗までにはまだ時間があった、遅ればせながら、汽車弁風弁当を購入し、待合室で喰らった。旨いのやら旨くないのやら、複雑な味だ。一応お腹を満たし、ヘルシアをぐっと飲み干した。いよいよ、地上を飛び立ち、鳥のごとき遊泳をすることになる。怖いぜ・・・・・・。
コメント