とっちゃん坊や達の旅、国内編。(8)
2011年1月14日 日常さて、旅行記第8編の記述にとりかかるか。それはそうと、我が文章を読み返してみると、誤字、脱字、字余りが多い事よ。違った漢字に変換したり、キーボードをタッチするとき横の字に触れたりで、修正が面倒だ。僕の太い指がいけないのだろう。また、安物のキーボードのため、上手にタッチできない。おっと、キーボードのせいにしてはいけないか。全ては我が身の不徳のいたすところだ。
滝を見学し、震え凍える体でバスに乗った。ガイドさんが、「私たちの車はこれから網走の方へむかい、途中、カニ尽くし膳の昼食をとります」と言う。「カニかああーーーー」と、のび太君が目を細めた。、「よだれが出るぜ」と、ネズミ男君がにんまりした顔で言う。今や遅しと、我々の胸は高鳴った。そうこうするうちにレストランに着いた。2階の部屋にはあまたのテーブルが配置され、1人1人に膳が並べられている。よく見ると、毛が、もじゃもじゃしたような、日常見かけないカニが一匹、でーーーんと、皿に盛られていた。「これが毛ガニかあーー」。日頃、丸ごと食べたことがなく、むしるのが面倒なため、僕、ジャイアンの好物ではない。
カニと言えば、我らの地にも有名なカニどころがあるが、そこで痛い目に遭って以来、カニはことごとく敬遠してきた。一度全身に、じんましんが出来て、泣き目にあったことがある。まあ、これは鮮度の問題だろう。ちなみに、こちらのカニは、早く食べてといわんばかりに、皿の上で、旨そうにたたずんでいる。
「カニには、まずビールだぜ」と、ネズミ男君が言う。しかりだ。僕たちはジョッキでビールを頼んだ。乾杯の後、カニとの格闘だ、のび太君もネズミ男君も、器用にカニを解体していく。はさみみたいなもので、チョキチョキと足を切り、カニの肉を取り出していく。手が結構汚れる。本来、上品育ちの僕には、そんな芸当は出来ない。ビールのお変わりを頼み、持ってきてくれたウエイトレスさんに、カニの解体を頼んだ。快く引き受けてくれ、僕は満足。甲羅の味噌が旨かった。のび太君も、ネズミ男君も、カニの面影すら残さず、きれいに平らげていた。さすが兵達だ。
一階に下りた、例によって土産品が所狭しと置いてある。ネズミ男君は、馬鹿の一つ覚えみたいに、「白い恋人、白い恋人」と叫んでいる。「まだ買うのは早いぜ」と、僕、ジャイアンが押しとどめた。白い恋人なら、「北海道の雪女でも嫁さんとして連れて帰ったら」と冗談を言うと、「むすっ」と、ふくれた顔になったのがおかしかった。
たらふくまんまで、バスに乗った。次の行程へ出発だ。添乗員さんが、「あなたたち、良く飲むわねえーー。今宵はつきあうわよ」と、声を掛けてきた。僕たちは笑いながら「みんな、酒と女性と酢の物が大好きでねえーーー」と言うと、「ポッ」と顔を赤らめて去っていった。
車は山を越えたり町並みを過ぎたりで、どんどん進んでいく。バスガイドさんが「皆様左の建物と塀をごらんください。あそこが、かの有名な網走刑務所です。くれぐれも、お世話になりませんように」という。車内は大笑いだ。なんでも、建物が拡張され広くなっているそうだ。複雑な心境で塀を眺めた。
滝を見学し、震え凍える体でバスに乗った。ガイドさんが、「私たちの車はこれから網走の方へむかい、途中、カニ尽くし膳の昼食をとります」と言う。「カニかああーーーー」と、のび太君が目を細めた。、「よだれが出るぜ」と、ネズミ男君がにんまりした顔で言う。今や遅しと、我々の胸は高鳴った。そうこうするうちにレストランに着いた。2階の部屋にはあまたのテーブルが配置され、1人1人に膳が並べられている。よく見ると、毛が、もじゃもじゃしたような、日常見かけないカニが一匹、でーーーんと、皿に盛られていた。「これが毛ガニかあーー」。日頃、丸ごと食べたことがなく、むしるのが面倒なため、僕、ジャイアンの好物ではない。
カニと言えば、我らの地にも有名なカニどころがあるが、そこで痛い目に遭って以来、カニはことごとく敬遠してきた。一度全身に、じんましんが出来て、泣き目にあったことがある。まあ、これは鮮度の問題だろう。ちなみに、こちらのカニは、早く食べてといわんばかりに、皿の上で、旨そうにたたずんでいる。
「カニには、まずビールだぜ」と、ネズミ男君が言う。しかりだ。僕たちはジョッキでビールを頼んだ。乾杯の後、カニとの格闘だ、のび太君もネズミ男君も、器用にカニを解体していく。はさみみたいなもので、チョキチョキと足を切り、カニの肉を取り出していく。手が結構汚れる。本来、上品育ちの僕には、そんな芸当は出来ない。ビールのお変わりを頼み、持ってきてくれたウエイトレスさんに、カニの解体を頼んだ。快く引き受けてくれ、僕は満足。甲羅の味噌が旨かった。のび太君も、ネズミ男君も、カニの面影すら残さず、きれいに平らげていた。さすが兵達だ。
一階に下りた、例によって土産品が所狭しと置いてある。ネズミ男君は、馬鹿の一つ覚えみたいに、「白い恋人、白い恋人」と叫んでいる。「まだ買うのは早いぜ」と、僕、ジャイアンが押しとどめた。白い恋人なら、「北海道の雪女でも嫁さんとして連れて帰ったら」と冗談を言うと、「むすっ」と、ふくれた顔になったのがおかしかった。
たらふくまんまで、バスに乗った。次の行程へ出発だ。添乗員さんが、「あなたたち、良く飲むわねえーー。今宵はつきあうわよ」と、声を掛けてきた。僕たちは笑いながら「みんな、酒と女性と酢の物が大好きでねえーーー」と言うと、「ポッ」と顔を赤らめて去っていった。
車は山を越えたり町並みを過ぎたりで、どんどん進んでいく。バスガイドさんが「皆様左の建物と塀をごらんください。あそこが、かの有名な網走刑務所です。くれぐれも、お世話になりませんように」という。車内は大笑いだ。なんでも、建物が拡張され広くなっているそうだ。複雑な心境で塀を眺めた。
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