今朝の天気は小康状態。時折、日が射し込む。ちまたでは、ゴールデンウィークの帰省ラッシュが始まったそうな。人は皆、どこへ行くのか?。故郷、行楽地、野山、海、動物園・・・・・。年中、暇無しの僕は、じっと指をくわえ、ディスプレーに映し出されるその様子を覗っている。

今日は昼から仕事。その後、来客の予定あり。てなわけで、先ほど、愛でている花たちに水をやった。紫陽花がたくさん蕾をつけている。この蕾がどんどん大きくなり、怪しく色づいてくるのが楽しみだ。紫陽花は水という食べ物をほしがるんだよなーー。僕は毎朝、丁寧に配膳している。

雨があまり降らず、ひからびていた蓮の鉢に水を浸した。昔、使っていたという大きなは釜、一体、何升焚きのの釜だろう?。ばあさんがそれを蓮鉢にしたのだ。直径が50センチはあるだろうか?、毎年、「渡しを見て」と言わんばかりに、可憐なピンク色の花を咲かせる。「わおーーーーつ、マイハニー」と叫びたくなる。今から楽しみである。

そうそう、もう一つ忘れてはならない花がある。月下美人である。仕事仲間からもらった一枚の葉っぱ。おっと、これは葉っぱではなかった。茎なんだそうだ。てっきり葉っぱと思っていたが、過去、放映された「月下美人の秘密」という番組が教えてくれた。

この茎がどんどん生長し、いまや僕の背丈を超えるまでに伸びた。昨年は3回、美しい純白のドレスを思わせるような大輪の花を咲かせた。一夜にしてしぼんでしまう月下美人。花の命は短くて苦しきことのみ多かりき。まさにしかりだ。だからこそいとおしい。

それがどうしたことか?、今年の正月、友人達を呼んで、正月の祝い酒を飲み、すっかり酩酊した。こともあろうに玄関横に置いていた月下美人の鉢に倒れかかり、茎を傷つけてしまった。幸い、全損には至らなかったが、以来、茎が枯れたように黄ばみ、今日に至っている。すっかり愛想をつかされた感じである。

そこで、僕は鉢を玄関の日当たりの良い外へ出し、毎日、せっせと水をやって信頼の回復に努めているってわけだ。茎は頑丈なので、必ずや、復活すると信じている。「僕のいとおしい月下美人よ。僕を見捨てないで」と祈りつつ日々が過ぎていく。




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