久しぶりに本格的な雨だ。植物たちが喜ぶだろう。僕も水をやる手間が省けて幸いだ。いつもなら朝日が射し込み、「暑くなりそう」という予感がするのだが、今日はその心配はない。僕は既に半袖に短パンという出で立ち。今更、長袖に着替えるのは面倒。来客も来そうにない。このままの姿で今日を乗り切ろう。いつもなら、短パンの下に、ステテコをはいていて、短パンからステテコが飛び出しているのだが、さすがにそれは止めた。「みっともない姿でうろちょろするのは止めて」と、きつうーーーーい、おしかりを受けたからだ。ご養子様はつらいぜーーー。
仕事も一段落した。早めの手当でで、時間をもてあましている。こんな時に日頃やらない事に手をつければ良いのだが、なかなか触手が動かない。今、今月末に行く旅の事を考えている。のび太君の話によると、9名の人が参加するとのこと。半数は既知の人達だ。何はともあれ、楽しい旅になることを期待している。
恐らく、のび太君、ネズミ男君、そして僕、ジャイアンの三人は宿泊が同室となるだろう。悪夢の再来だ。ベッドはのび太君を中央に、ネズミ男君とジャイアンが左右に陣取ることになるだろう。いつものパターンだ。早く寝るが勝ちとは分かっていても、旅先の枕は雑念と興奮が共存し、船を漕ぐのに時間がかかる。ネズミ男君が僕に言う。「あんた、いつも、なにやら、ムニャムニャ言っているぜ。やかましくてしようがない」と。そんなこと、この、ジャイアン知る由もなし。僕もお返しに言ってやる。「あんたこそ、グワオー、グワオー、と、いびきが高くなったり、低くなったり。たまらんでーーー」と。まあ、お互い様で、にっこりだ。その点、のび太君は、いつもながら紳士。「何かあったの?」と、どこ吹く風だ。
今回の旅には某税理士の先生夫妻が参加する。過去、先生と何度も酒を酌み交わしたことがあるが、その先生はビール党。どこに行っても、ビールしか飲まない。我ら雑食とは違う。あだ名をつけた。「ぞーさん。ぞーさん」である。いつも、おっとりとしていて、象のように、のっそり、のっそり歩く。女房にしかれていること常のごとし。ご養子様みたいなもんだからなあーーー。
その様を見て僕が「ぞうさん」と命名した。「ぞうさん」もビールで酔うと、得意の演歌を歌い出す。哀愁を帯びた低音の声は魅力的。皆、聴き惚れている。その点、僕ジャイアンが、声をあらげて、歌い出すと、回りは会話に夢中。歌い終え、最後におきまりの拍手だけが返ってくる。真面目に歌うのも、やんなっちゃうぜ。
まああ、こんな調子で、今度の旅がいよいよ始まる。旅が終わったら、いつものごとく旅日記を書こう。今度は首にぶら下げたカメラマンが三人いる。のび太君というセミプロカメラマン。プロもどき、ネズミ男君。それに素人のジャイアン君。写真の品評会をするのが楽しみだ。そうそう、僕も今からカメラのイロハを覚えておかなくちゃあーーー。
仕事も一段落した。早めの手当でで、時間をもてあましている。こんな時に日頃やらない事に手をつければ良いのだが、なかなか触手が動かない。今、今月末に行く旅の事を考えている。のび太君の話によると、9名の人が参加するとのこと。半数は既知の人達だ。何はともあれ、楽しい旅になることを期待している。
恐らく、のび太君、ネズミ男君、そして僕、ジャイアンの三人は宿泊が同室となるだろう。悪夢の再来だ。ベッドはのび太君を中央に、ネズミ男君とジャイアンが左右に陣取ることになるだろう。いつものパターンだ。早く寝るが勝ちとは分かっていても、旅先の枕は雑念と興奮が共存し、船を漕ぐのに時間がかかる。ネズミ男君が僕に言う。「あんた、いつも、なにやら、ムニャムニャ言っているぜ。やかましくてしようがない」と。そんなこと、この、ジャイアン知る由もなし。僕もお返しに言ってやる。「あんたこそ、グワオー、グワオー、と、いびきが高くなったり、低くなったり。たまらんでーーー」と。まあ、お互い様で、にっこりだ。その点、のび太君は、いつもながら紳士。「何かあったの?」と、どこ吹く風だ。
今回の旅には某税理士の先生夫妻が参加する。過去、先生と何度も酒を酌み交わしたことがあるが、その先生はビール党。どこに行っても、ビールしか飲まない。我ら雑食とは違う。あだ名をつけた。「ぞーさん。ぞーさん」である。いつも、おっとりとしていて、象のように、のっそり、のっそり歩く。女房にしかれていること常のごとし。ご養子様みたいなもんだからなあーーー。
その様を見て僕が「ぞうさん」と命名した。「ぞうさん」もビールで酔うと、得意の演歌を歌い出す。哀愁を帯びた低音の声は魅力的。皆、聴き惚れている。その点、僕ジャイアンが、声をあらげて、歌い出すと、回りは会話に夢中。歌い終え、最後におきまりの拍手だけが返ってくる。真面目に歌うのも、やんなっちゃうぜ。
まああ、こんな調子で、今度の旅がいよいよ始まる。旅が終わったら、いつものごとく旅日記を書こう。今度は首にぶら下げたカメラマンが三人いる。のび太君というセミプロカメラマン。プロもどき、ネズミ男君。それに素人のジャイアン君。写真の品評会をするのが楽しみだ。そうそう、僕も今からカメラのイロハを覚えておかなくちゃあーーー。
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