連休最後の日曜日。娑婆世界は、どんな様子を呈しているのか定かには分からない。バカンスを楽しんでいる人有り、仕事をしている人あり、さまざまだろう。僕は後者のほうだ。僕には連休なんて関係ない。毎日が休みのようでもあり、毎日が仕事でもあるからだ。個人事業主とはそういうものだ。

今日は薄曇り。時折、お天道様が顔を出したり、引っ込めたり。「どちらかにしてよ」と言いたいが自然現象には僕の意見など聞いてもらえない。そんな天気を横目にみながら、せっせと事務仕事。のらりくらりとやっているが、結構はかどる。一休みしては茶を飲み、飲んだらまた仕事。そして又、茶。このインタバルが、新たな発想を喚起し、良質な仕事へと導いてくれる。一気にやることも大事かもしれないが、時間があるときは、のんびりやることが吉だ。
とかなんとか言っているが、本来は怠け者。

従って、秋という季節が醸し出す自然の美に触れたいという衝動にも駆られる。そういえば、先日、高校時代の同級生が、「芋掘り」に行ったそうだ。なんでも、同窓生の家が農家で、「芋掘り」の手伝いに同窓生を勧誘したらしい。見渡すばかりの広大な畑地。「ここ掘れワンワン」ではないが、面白いように大きな芋が取れたという。帰りには大量のお土産ができて、ご満悦だったようだ。だが、しかし、バット、毎日、芋ばかり食べるわけにもいくまい。正月、僕が故郷へ帰ってくるまで、芋を残しておくそうだ。涙がちょちょ切れるぜ。「有り難く頂戴します」と言っておいた。

そうそう、明日は、のり坊君(のりちゃん先生)の誕生日。のり坊君と僕は同い年。僕が数ヶ月年上だから、君付けでも構わないか?。今ごろは、山の神のところで、相睦まじく、一週間後の再会を誓いながら、話に花を咲かせているだろう。結構なことで。明日、月曜日には、こちらへ帰ってくる。祝いがてら一献、傾けなくてはなるまいて。のり坊君と、僕は妙に気が合う。同い年とい事もあり、お互いに言いたいことを言い合う。喧嘩らしきことも度々。「もう、君とは会わない。不愉快だ。」と、言いながら、数日後には、どちらからともなく、電話を入れる。あの喧嘩が嘘だったかのように再会してしまう。話が弾んでしまう。決して「ホモ達」ではない。念のため。

小料理屋「梓」の、ひろこさんがよく言っている。「あなたたち二人は本当に仲がいいのねえーー。話を聞いていたら、いつもほほえましい」と。言われてみると、そうかなあー。場所は違えど、同世代を生き、同じ釜の飯を食って来たから、話が合うのだろう。もう一言、付け加えれば、頭の程度だ、同レベルということか?。

まああ、なにはともあれ、昨今、世の中が騒がしい。選挙間近。日本丸の行く末は、国民一人ひとりの判断にかかっている。時々思うが、日本の豊かさは借金が築いたものだ。国民は借金してまで豊かになりたいと思っているのだろうか?。借金で首が回らなくなり、増税でケリをつけようとする。後世に大きな負の遺産だけが残っていく。そんな体質はいつ脱却できるのだろうか?。もう、無理かもしれない。

後戻りは出来ないかもしれないが、暑さ、寒さをしのぎ、田畑を耕し、自給自足の原始生活が日本人に一番、相応しいようにも思える。皆が同じ境遇にあるならば、人心はもっと豊かになる違いない。税収は科学の分野、医療の分野、教育の分野に投入し子孫を育てる。夢の実現の為には、それ相応の我慢が必要になるだろう。ちょっと、吠えすぎたか?。




コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索