とうとう師走を迎えた。仕事も遊びも結構、忙しくなる。忘年会が三回計画されている。一番早いのは、12月6日。総勢10名程度か?。人間は生まれてから死ぬまで、いろんな組織に属する。組織に属していれば、当然、人間関係が生じる。避けて通れるものもあるが、そうでないのもある。夏目漱石の言葉ではないが、とかくこの世は生きにくい。
昔、よく思ったことよ。人里離れた山奥に居を構え、晴耕雨読で暮らす。晴れた夜には美しい星空を眺め、「生命とはいかなるものぞ」と考える。人類は宇宙から飛来し、この地球で息吹を挙げた。不思議なるかな人間。最近、水星の極近くに大量の氷があることが分かったそうだ。と、同時に有機物の存在が注目されている。いかなる微生物が存在しているか興味深い。生命の起源解明に大きな期待が持てそうだ。山奥の掘立小屋の中で、そんなことを考えながら、生きていくこと、これこそ最高の幸せに違いない。
だが、いかんせん。僕ジャイアンは寂しがりや。以前、日記にも書いたが、三日もすれば、一目散に山を下っているだろう。「マロニーちゃんではないが、ネオンちゃん、どこ、どこ?」と言いながら。これを食い止める一つの手立てがある。999のメーテルちゃんか、ポパイの恋人、オリーブちゃんみたいな人と、一緒に暮らすことだ。まさか、雪女の化身とでは、僕ジャイアンも凍ってしまうぜ。
掘立小屋の中から、「お茶がはいりましたよ」と、鶯のような声が聞こえる。僕ジャイアンは、「はい、はい、今行きます」と畑中から、おらぶ。夜になれば、山川の珍味で腹を満たす。ろうそくの灯りで深夜をともにし、小鳥のさえずりで目を覚ます。僕にとっては、最高に素晴らしい人生と思えるんだが・・・。
街中のスナックや小料理屋で、時々そんな話をする。返ってくる言葉がいい。「あんた、今時、そんな女性がどこにいるね。逆立ちしたっていないわ。知らないの。パソコンを例にたとえると、男と違って、女にはフォルダーが一つしかないの。何故って、すべて上書き保存で間に合うから。要するに現在、未来のことしか考えていないの。分かるうーーーーー?。男は過去に執着しているから、フォルダーがたくさんあるでしょーーー。出来ない過去の夢にとらわれるのは止めなさいよ。山奥で暮らすなら一人でどうぞ」って。
いやはや、冷たい言葉だ。悲しいぜ。確かに、現実の世界はそうだろう。だが、しかし、バット、「余計なお世話だぜ」と言いたい。地球はともかく、宇宙の時代。どこかにそんな夢を持ったエイリアンがいるかもしれない。そんな夢を抱くことに何の躊躇がいるだろうか?。いや、いらない。僕は待つ。生命の灯が消滅するまで。
とかなんとか、このせわしい師走に、獏も食わない夢に浸る、ふうけもんがいる。僕のことだ。現実では、馬車馬みたいに働き、過去から引きずっている夢を追う。僕は女ではない。新たなフォルダーが必要だ。この夢を記録しておこう。さあ、12月最初の日曜日だ。仕事に戻るか。
昔、よく思ったことよ。人里離れた山奥に居を構え、晴耕雨読で暮らす。晴れた夜には美しい星空を眺め、「生命とはいかなるものぞ」と考える。人類は宇宙から飛来し、この地球で息吹を挙げた。不思議なるかな人間。最近、水星の極近くに大量の氷があることが分かったそうだ。と、同時に有機物の存在が注目されている。いかなる微生物が存在しているか興味深い。生命の起源解明に大きな期待が持てそうだ。山奥の掘立小屋の中で、そんなことを考えながら、生きていくこと、これこそ最高の幸せに違いない。
だが、いかんせん。僕ジャイアンは寂しがりや。以前、日記にも書いたが、三日もすれば、一目散に山を下っているだろう。「マロニーちゃんではないが、ネオンちゃん、どこ、どこ?」と言いながら。これを食い止める一つの手立てがある。999のメーテルちゃんか、ポパイの恋人、オリーブちゃんみたいな人と、一緒に暮らすことだ。まさか、雪女の化身とでは、僕ジャイアンも凍ってしまうぜ。
掘立小屋の中から、「お茶がはいりましたよ」と、鶯のような声が聞こえる。僕ジャイアンは、「はい、はい、今行きます」と畑中から、おらぶ。夜になれば、山川の珍味で腹を満たす。ろうそくの灯りで深夜をともにし、小鳥のさえずりで目を覚ます。僕にとっては、最高に素晴らしい人生と思えるんだが・・・。
街中のスナックや小料理屋で、時々そんな話をする。返ってくる言葉がいい。「あんた、今時、そんな女性がどこにいるね。逆立ちしたっていないわ。知らないの。パソコンを例にたとえると、男と違って、女にはフォルダーが一つしかないの。何故って、すべて上書き保存で間に合うから。要するに現在、未来のことしか考えていないの。分かるうーーーーー?。男は過去に執着しているから、フォルダーがたくさんあるでしょーーー。出来ない過去の夢にとらわれるのは止めなさいよ。山奥で暮らすなら一人でどうぞ」って。
いやはや、冷たい言葉だ。悲しいぜ。確かに、現実の世界はそうだろう。だが、しかし、バット、「余計なお世話だぜ」と言いたい。地球はともかく、宇宙の時代。どこかにそんな夢を持ったエイリアンがいるかもしれない。そんな夢を抱くことに何の躊躇がいるだろうか?。いや、いらない。僕は待つ。生命の灯が消滅するまで。
とかなんとか、このせわしい師走に、獏も食わない夢に浸る、ふうけもんがいる。僕のことだ。現実では、馬車馬みたいに働き、過去から引きずっている夢を追う。僕は女ではない。新たなフォルダーが必要だ。この夢を記録しておこう。さあ、12月最初の日曜日だ。仕事に戻るか。
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