今日は数年前に亡くなったボスの奥方から頼まれていた年賀状を80枚刷上げた。僕の分はまだだ。常々思うが、賀状は、来てから出すのが良いかもしれない。なんとなれば、出すべきか否かと迷う時があるからだ。迷うくらいなら出さなけりゃ良いわけだが、ハガキが余っても仕方がない。「えいやー」っと、出してしまう。気合だぜ。返ってくる来ないは別問題だ。ただ、最近の年賀状は、常套文句で網羅されていて、昔と随分違った印象を受けるが、これは仕方がないことか?。要するに生死が判断できれば良い。

それはそうと、年賀状を刷りながら、ボスのことを思い出す。一緒によく仕事をした。帰りに小料理屋に寄り、互いに下手な歌をおらんだものだ。ボスの十八番は、演歌だ。北島三郎さんや、石川さゆりさんの歌をよく歌っていたっけ。時々、フォーク系も歌った。内藤洋子さんじゃなかった、内藤やす子さんの歌だったっけ?「弟よ(おとうとよ)」の歌詞を「おととよ、おととよ」と歌うので大笑いしたっけ。また、黒沢年男さんの歌だったかなあ?「おまえに」を、情感豊かに歌い、これは心にしみたものだ。

ボスに遅れを取るまじと、僕も石川さゆりさんの「風の盆恋歌」だったっけ。情感込めて歌うが、聞かせどころが今ひとつ、偽りの拍手に涙したことよ。まああ、これは冗談だが。最近、カラオケのある店で、この歌を歌うと、意外と点数がいいんだよなあーーー。下手でも長年歌っていると、少しは上達するものかーーー?。おっと、今年の中反省はどうなったんだ。ちっとも反省していない僕が見えまーーーーす。まだ、今年は終わっていないからいいか。

ボスがなくなった後、僕が仕事を引き継いだ。今、僕の手元に残っているクライアントは、ボスが抱えていた業者さんばかりだ。クライアントを大事にしてきたボスの心根が知れる。微力ながら僕も頑張っている。いただいた報酬は夜の闇の中へと消える。まああ、ボスの供養と思えば後悔もない。

さあ、明日はクリスマスイヴ。振替休日だが夜の街は明かりを灯しているだろう。僕は静かに部屋にこもることになる。なんとなれば、やり残している仕事が山積しているからだ。最近、車の中でよく聞いている、辛島みどりさんの「サイレントイヴ」でも聞きながらワインを口にふくみ、僕のクリスマスイブとしよう。

そろそろ夕飯の時間が迫っている。我が家は5時から6時のあいだに食することが多い。朝になると、結構、腹がすいているが、朝食兼昼飯が旨い。食事は二食で十分だ。食事の後、風呂に入り、その後は気の赴くままに仕事をしたり、映画を見たりだ。誰も誘ってくれる人がいないときは、寂しくもあり、寂しくもなし。いや、やはり、寂しいか?。早く25日、火曜日にならないかなあーーーー。僕が生き生きと活動できるのは、やはり、平日だ。とにもかくも時の流れに従うしかない。


コメント

hana
2012年12月24日13:58

umityanさん
いつも来て下さってありがとうございます。
私もリンクさせて下さいね。
ただ、書いている内容が…なので不愉快に思われたらいつでも黙ってお外しになって下さい。
お気遣いには及びません。
宜しくお願い致します。

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