久しぶりに平地に雪が積もった。昨日の予報が見事に的中だ。ついぞ雪と戯れたことのない僕にとっては、雪は珍しくもあり、美しく新鮮だ。雪女ちゃんではないが、「あなたの氷のような体で、僕も凍らせて」と叫んでみたい。くだらない冗談はやめよう。ただ、雪国の人にとっては、雪はうらめしい存在だろう。被害がないことを切に祈りたい。
思えば昔は、南国に近い当地でも、もっと雪が降っていた。それが当たり前だった。いつからなのかは分からないが、すっかり気象が変ってしまった。極端に暑くなり極端に寒くなる。高低差が大きいのだ。温暖化もさることながら、「地球は寒冷化へ向かっている」と述べている科学者もいる。あながち否定できない。
川端康成さんの小説を思い出す。「トンネルを抜けると、そこは雪国だった」。ロマンチックなイメージを抱いたものだ。今では「トンエルを抜けると、そこは地獄だった」と言った方が当たっているか?。おっと、その前にトンネルさえくぐれない。まさに、うらめしやーである。
自然現象は、生きとし生けるものに多大な恩恵を与えてきた。と、同時に多大な災いも与えてきた。その両面を活かし乗り越えてきたのが人類。人類こそ偉大な存在である。
人類の起源は彗星にあるとの説がある。大量の有機物を含んだ彗星が火星に衝突し、その破片が地球に落下。地球に有機物が持たされた。かくして生命体が生じ、進化の過程を経て、今日に至ったというのだ。
ということは火星にも有機物が存在し、かっては生命体もいたに違いない。今、火星探査機が岩盤を掘削し、その存在を追求している。岩盤の下には多量の鉱物資源が眠っているとも言われている。と、同時に火星の三分の一を覆うほどの海があったとも言われている。今や、酸化して赤茶けた広大な大地があるだけのようだが。火星から海が消えたのはなぜか?。隕石や彗星の衝突が原因なのか?。分からない。
僕は懸念している。いずれ、地球も火星と同じような運命をたどるのではないかと?。まだ、海はあるが、その海がひからび、生命体が存在できない状況に至る。もう、既にぞの前兆が始まっているかもしれない。
人類よ、それでいいのか?。人類のあくなき欲望は一方では豊満飽食を産み、片方では、飢え貧困が生じている。まさにアンバランスな世界。食料問題なのか、宗教問題なのか分からないが、人類は絶え間なく争っている。幾多の人たちが殺傷されてきた。確かに、「人類の歴史は戦争の歴史だった」と言っても過言ではないだろう。いや、戦争そのものだった。その都度、反省もしてきたが、歴史は繰り返す。このジンクスを覆すことこそ、人類最大の課題である。
起源を同じくし、地表に足跡を刻んだ人類たちは、もっと助け合い仲良くすべきだ。人類は運命共同体なのだ。いずれ同じ運命をたどるとするならば、世界平和に至る道をもっと、もっと構築すべきだ。かくして地球を守らねねばならない。子孫へより良い環境を残すために。まだ遅くはないだろう。
久しぶりの雪がそんなことを思わせた。
思えば昔は、南国に近い当地でも、もっと雪が降っていた。それが当たり前だった。いつからなのかは分からないが、すっかり気象が変ってしまった。極端に暑くなり極端に寒くなる。高低差が大きいのだ。温暖化もさることながら、「地球は寒冷化へ向かっている」と述べている科学者もいる。あながち否定できない。
川端康成さんの小説を思い出す。「トンネルを抜けると、そこは雪国だった」。ロマンチックなイメージを抱いたものだ。今では「トンエルを抜けると、そこは地獄だった」と言った方が当たっているか?。おっと、その前にトンネルさえくぐれない。まさに、うらめしやーである。
自然現象は、生きとし生けるものに多大な恩恵を与えてきた。と、同時に多大な災いも与えてきた。その両面を活かし乗り越えてきたのが人類。人類こそ偉大な存在である。
人類の起源は彗星にあるとの説がある。大量の有機物を含んだ彗星が火星に衝突し、その破片が地球に落下。地球に有機物が持たされた。かくして生命体が生じ、進化の過程を経て、今日に至ったというのだ。
ということは火星にも有機物が存在し、かっては生命体もいたに違いない。今、火星探査機が岩盤を掘削し、その存在を追求している。岩盤の下には多量の鉱物資源が眠っているとも言われている。と、同時に火星の三分の一を覆うほどの海があったとも言われている。今や、酸化して赤茶けた広大な大地があるだけのようだが。火星から海が消えたのはなぜか?。隕石や彗星の衝突が原因なのか?。分からない。
僕は懸念している。いずれ、地球も火星と同じような運命をたどるのではないかと?。まだ、海はあるが、その海がひからび、生命体が存在できない状況に至る。もう、既にぞの前兆が始まっているかもしれない。
人類よ、それでいいのか?。人類のあくなき欲望は一方では豊満飽食を産み、片方では、飢え貧困が生じている。まさにアンバランスな世界。食料問題なのか、宗教問題なのか分からないが、人類は絶え間なく争っている。幾多の人たちが殺傷されてきた。確かに、「人類の歴史は戦争の歴史だった」と言っても過言ではないだろう。いや、戦争そのものだった。その都度、反省もしてきたが、歴史は繰り返す。このジンクスを覆すことこそ、人類最大の課題である。
起源を同じくし、地表に足跡を刻んだ人類たちは、もっと助け合い仲良くすべきだ。人類は運命共同体なのだ。いずれ同じ運命をたどるとするならば、世界平和に至る道をもっと、もっと構築すべきだ。かくして地球を守らねねばならない。子孫へより良い環境を残すために。まだ遅くはないだろう。
久しぶりの雪がそんなことを思わせた。
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