夢。

2013年1月24日 日常
 今朝方、久しぶりに夢を見た。午前5時頃、目が覚め小用をすませた。まだ早い時間だったので二度寝した。そのとき夢を見たのだ。眠りが浅かったので、目覚めたときには、かなり鮮明に見た夢を覚えている。

億万長者になった夢ならまだしも、そんなど派手な。かっこよいものではなかった。かいつまんで話すと、広い会場にたくさんの人たちが集まっていた。司会の人が、「今から予防接種を行いますので、受けられるかたは手を上げてください」とのこと。ほとんどの人が手を上げたようだ。僕はあげなかった。すると、「接種を受けないかたは会場の外に出てください」という。「あ、そう・・」と、僕は不服そうに言いながら外へ出た。

実は会場の中には、僕にとって、いとしきマドンナがいて、どうも接種を受けるようだ。僕は外で待つことにした。終わった人がどんどん出てくる。マドンナはなかなか出てこない。しびれを切らして、会場の中をのぞくと、既に、もぬけの殻。「一体、どうなってんの」と思った時、僕の友人の一人が、道外れの敷地に首だけ出して、体が埋められていた。即、助けに行こうと走って赴くと、なんと、すでに、一休さんが助け出していた。僕は「ええええーーつ」と、一瞬驚いた。

と、そこへ大名行列が通りかかった。「なんで、またあー?」と、さらに僕は驚く。そこから急に夢が違う世界へ飛んだ。サラリーマンだった頃に、いじめられていた僕がいた。友人とおぼしき二人がテーブルをはさんんで。話していた。僕が近づいていくと、二人は僕を無視して話に加えてくれない。また、急に場面が飛んだ。僕は必死に何かを計算し、書類を作成していた。上司らしき人が、「そうじゃないだろう」と、怒鳴る。なんと、そこには山の神もいて、「あんた、0が一つ抜けているわよ」と笑いながら言う。

「不愉快だあーーーー」と思ったとき目が覚めた。

夢の内容を振り返ってみると、思い当たる節がないわけでもない。予防接種、これは、昨今インフルエンザが流行しており、早い手当が必要だと言うことを暗示している。亡くなった人も多い。「大事な人に早く接種してほしい」という僕の願いである。ただ、僕は、「インフルエンザごときに負けてなるものか」という本来の勝ち気の性格が接種を拒んだのだろう。

友人の一人が穴埋めにされている光景は、何かの映画でみたシーンで、僕の助けが一歩、間に合わなかったという後悔の念か?。また、大名行列は正月映画の一シーンである。竹中直人さん扮する侍が大名行列のシンボルである他藩の纏を盗むという大胆な行為に及んだ。他藩の君主に辱められた主君を救うために、命を省みずとった行動だ。その行動に痛く感動し、思わず涙してしまった。そのことが大名行列という形で夢に出てきたのだろう。今の時代では考えられないことだ。


話は飛んでサラリーマンの時代。今もそうだが、当時も、厳しい競争の時代。正々堂々と競争するならよいが、企業も人も千差万別。悲しみを背負って生きている人たちを何人も見た。僕もそうだったかもしれない。今流の言葉で言えば「いじめ」。

奇しくも、先般ラジオの深夜番組で、加山雄三さんの話を聞いた。「僕も小さい頃いじめられました。無視されました。でも、僕はそのおかげで。音楽と絵画に出会い、夢中になりました。一人で音楽教室でピアノを弾いたり、絵を描いたりしていました。今、それが職業になっています」と。

いやああ、いじめがバネとなり、才能が開花する。そういう生き方ができれば最高だ。つらいかもしれないが、いじめを淡々と受け入れ、自分の好きな道を見いだす。そうできれば、いじめなんて、たいしたことではないと思えるかもしれない。ま、これも千差万別だろう。なにはともあれ、「いじめ」は、自分を汚すだけでしかない。早く、そのことに気付くべきだ。

今、思うが、夢は見たくないなあーーー。ということは、二度寝をやめて、無理してでも目が覚めたときに、即、起床すべきか。これが結論だ。





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