とっちゃん坊や5人衆の旅(15)
2013年2月9日 日常
僕たちは案内されるままに、店に入った。1階は満席だ。階段を上り2階へ行くと、ここも満席。よほど人気がある店のようだ。席が空くまでここで待つことに。運良く、6人座れそうなテーブルが空いた。とっちゃん坊や5人がそこに座り、同行の2人が別の席に座った。
いわずもがな、まずビールを注文。乾杯ーーーーーー。旨い。暑いせいもあるだろう。ビールの製造がどこなのか覚えていない。ただし、値は日本より高いようだ。大瓶1本で、180バーツ(540円)から200バーツ(600円)する。日本でなら気になるところだが、こちらではお構いなし。皆、太っ腹だ。
「ゴクゴク」とビールをのどに流し込んだ。程なく、大皿に盛られた料理が運ばれてきた。まずは、丸ごと一匹煮込んだ大魚がテーブルの真中に置かれた。「まさか、ナマズじゃないだろうな?」とジャイアンが言うと、ネズミ男君が「こりゃー、アジか?サバか?ボラか?、なんかばい?」という。皆、大笑いし、結局、名前分からずだ。とっちゃん坊や達は箸で、身をついばんだ。複雑な味だった。
続いて、ゆでた車エビや、シーフードらしき物が色々と出てきたが、本命の「蟹さん」がいない。「どこ?どこ?どこなの?。隠れてないで出ておいで」と叫んでも、それらしき姿は見えない。おそらく、料理の中に混ぜ込んであるのだろう。「蟹が丸ごと一匹出ます」とはメニューに書いてない。蟹の味がするシーフードという事だろう。やや意気消沈だ。
のび太君がカメラのシャッターを料理に向けた。既に食べ荒らした後だ。「あれっ、カメラの方向が違っているぜ」と思ったら、なんと向かい側の席で、こちらを向いて座っている美人の女性に照準を合わせていた。向こうの女性は気付いている様子はない。シャッターが押された。後で、写真を確認したが、目玉が飛び出すほどの美人とは思えじ。好みが違っていてよかったぜ。
のび太君は気に入った被写体があると、何にでもカメラを向ける。カメラ上達の秘訣はそこにもありか?。ネズミ男君以下3名の者は、ただ、「ぼーーーつ」と眺めているだけ。他の観光客がカメラを向けると、それにあやかるだけだ。
とりあえず、蟹もどきシーフード店を出た。外はすっかり暗い。ホテルへ戻ることになった。先に同行者の2人を下ろし、我々も、ホテルへ急いだ。僕にとって今宵のホテルは地獄だ。お子ちゃま用ベッドが待っている。
とりあえず缶ビールを買い込み、昨夜同様、部屋で飲むことになった。マッサージの効果が現れてきた。アルコールが血管を駆け巡る。頃もよく、ネズミ男君がにんまりしながら、「おいらは先に寝るぜ」と言う。小憎らしいネズミだぜ。今宵の配置は、前にも書いたが、左端にネズミ男君、真中に、のび太君。右端に、お子ちゃま用ベッドのジャイアン。「同じ料金を払いながら、この待遇とは如何?」と、ちょっぴり腹も立った。
さあ、明日は旅の最終日だ。ゆっくり寝て明日に備えようと思ったが、ネズミ男君が冷房を切ったため、暑いのなんのって。ジャイアンは布団から片足出して寝た事よ。のび太君は「寝釈迦仏」のごとく、微動だにせず寝ていた。別室の様子は分からない。想像するに、ドラえもん君の「大いびき」か、夜泣き爺さんの「夜泣き節」で、賑やかだったことだろう。
いわずもがな、まずビールを注文。乾杯ーーーーーー。旨い。暑いせいもあるだろう。ビールの製造がどこなのか覚えていない。ただし、値は日本より高いようだ。大瓶1本で、180バーツ(540円)から200バーツ(600円)する。日本でなら気になるところだが、こちらではお構いなし。皆、太っ腹だ。
「ゴクゴク」とビールをのどに流し込んだ。程なく、大皿に盛られた料理が運ばれてきた。まずは、丸ごと一匹煮込んだ大魚がテーブルの真中に置かれた。「まさか、ナマズじゃないだろうな?」とジャイアンが言うと、ネズミ男君が「こりゃー、アジか?サバか?ボラか?、なんかばい?」という。皆、大笑いし、結局、名前分からずだ。とっちゃん坊や達は箸で、身をついばんだ。複雑な味だった。
続いて、ゆでた車エビや、シーフードらしき物が色々と出てきたが、本命の「蟹さん」がいない。「どこ?どこ?どこなの?。隠れてないで出ておいで」と叫んでも、それらしき姿は見えない。おそらく、料理の中に混ぜ込んであるのだろう。「蟹が丸ごと一匹出ます」とはメニューに書いてない。蟹の味がするシーフードという事だろう。やや意気消沈だ。
のび太君がカメラのシャッターを料理に向けた。既に食べ荒らした後だ。「あれっ、カメラの方向が違っているぜ」と思ったら、なんと向かい側の席で、こちらを向いて座っている美人の女性に照準を合わせていた。向こうの女性は気付いている様子はない。シャッターが押された。後で、写真を確認したが、目玉が飛び出すほどの美人とは思えじ。好みが違っていてよかったぜ。
のび太君は気に入った被写体があると、何にでもカメラを向ける。カメラ上達の秘訣はそこにもありか?。ネズミ男君以下3名の者は、ただ、「ぼーーーつ」と眺めているだけ。他の観光客がカメラを向けると、それにあやかるだけだ。
とりあえず、蟹もどきシーフード店を出た。外はすっかり暗い。ホテルへ戻ることになった。先に同行者の2人を下ろし、我々も、ホテルへ急いだ。僕にとって今宵のホテルは地獄だ。お子ちゃま用ベッドが待っている。
とりあえず缶ビールを買い込み、昨夜同様、部屋で飲むことになった。マッサージの効果が現れてきた。アルコールが血管を駆け巡る。頃もよく、ネズミ男君がにんまりしながら、「おいらは先に寝るぜ」と言う。小憎らしいネズミだぜ。今宵の配置は、前にも書いたが、左端にネズミ男君、真中に、のび太君。右端に、お子ちゃま用ベッドのジャイアン。「同じ料金を払いながら、この待遇とは如何?」と、ちょっぴり腹も立った。
さあ、明日は旅の最終日だ。ゆっくり寝て明日に備えようと思ったが、ネズミ男君が冷房を切ったため、暑いのなんのって。ジャイアンは布団から片足出して寝た事よ。のび太君は「寝釈迦仏」のごとく、微動だにせず寝ていた。別室の様子は分からない。想像するに、ドラえもん君の「大いびき」か、夜泣き爺さんの「夜泣き節」で、賑やかだったことだろう。
コメント