身辺整理。

2013年5月8日 日常
ここ10日ばかり雨も降らず、好天が続いている。五月の空と風、緑の木々達は、身も心もいやしてくれる。連休も既に終わった。世の中が少し落ち着いた感じだ。僕は魔のような仕事からやっと解放されて、今日、明日と自由な時間が持てそうだ。

そこで、今日は昼から、梅の実をちぎった。昨年はちぎるのが遅すぎたのか、熟れてしまっていた。その反省から今年は早めにと、まだカリカリの状態の実をむしり取った。完全防備の状態で作業をしないと、体のあちこちがかゆくなる。てなわけで、長靴に、軍手に、サングラス、帽子をかぶり、服は頭にフードがついて、すっぽり体を隠せるナイロン製上着。万全の態勢で臨んだ。

とりあえず、大きいものだけをちぎって、バケツ一杯の収穫。我が家には、もう何年も前から、つけた梅酒や、梅干しの瓶がごろごろしている。誰あーーれも、飲まず食わずだ。もったいないが、仕方がない。時折、人にあげたりしている。

そうそう、昨年はニックネーム「金魚ちゃん」へ一袋、梅をあげたっけ。梅酒を作ったらしく、そろそろ飲み頃とのこと。近々、ご相伴に預かろうと思っている。「今年も、梅いりますか?」と尋ねたら欲しいとのこと。行き先が決まって僕も一安心だ。

話は変わるが、最近、「断捨離」という言葉をよく目にする。昨夜、のりちゃん先生と、小料理屋「梓」を訪れた時、ひろこママに、「この言葉知っている?」と聞いてみたが、知らないと言う。のりちゃん先生も知らなかったようだ。僕も知ったのは最近だ。ネットで調べると、大概のことは分かる。

ヨガの断業、捨業、離業と言う考えを応用した生活術らしい。断ーー入ってくる要らない物を断つ。捨ーー家にある入らない物を捨てる。離ーー物への執着から離れる。また、何でも物を捨てたがる人のことを「捨て魔」というらしい。これには笑った。「捨て魔」ねえーー。僕は「拾い魔」か?。

「断捨離」という言葉には仏教的な香りが、プンプンする。要するに、「小欲たれ、必要以上に物事に執着するな」と言うことか。確かにその方が生活もしやすいだろう。

僕の身の回りを見てみると、あるある。わんさとある。もう二度と見ることもない本達、二度と着ることもない衣類、山のようにある文具類。他にも不必要なものが、あちこちに散在している。貧乏性の僕には、いろんな物に思い出があり、それらを処分できないのだ。まさか、墓まで持っていくわけにも行くまい。元気な内に処分しとくべきか?。

のりちゃん先生が、いみじくも言った。「あんた、物よりも人間関係の身辺整理が第一じゃないの?」と。うんんん、確かにそうかもしれない。今まで幾多の人達を、良しにつけ悪しきにつけ傷つけてきた。まずは我が身と心を清めることが先決か。











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