性格丸出しの二次会、三次会。(3)
2013年5月25日 日常有志10数名が二次会へ向かった。幹事H君が手配したスナックである。確か、この店には以前、来たことがあった。階段を上り、扉を開くと壁際にテーブルがいくつかある。テーブルをくっつけると、全員が対面して座れる。僕は以前座った場所と同じ位置に腰を下ろした。体がそこを覚えていたのだ。決まって、端っこには座らない。
「なぜそうするのか?」と、考えてみた。多分、寂しがり屋である事と、自己顕示欲が強い性格なのだろう。世界の中心は僕ではないのに、すぐ世界の中心にいたがる。そんな人間も多々いると思うが、僕もその範疇にはいるか?。「やな、性格だぜ」と、この日記を書きながら思った事よ。そんな訳で、僕は恥も外聞もなく、「ピーチク、パーチク」とよくしゃべったようだ。何を話したかは定かには覚えていない。これが酔っ払いの典型的症状だ。
いつの間にか、お開きとなり、級友達は三々五々と別れを告げていく。最後に残ったのは、画家君、関東から来た級友1人と僕の三人となった。平日の夜ということもあり、皆それぞれに明日の予定があるのだろう。さすがに品行方正の級友達だ。画家君が知っているという店があった。三人でそこへ行く事になった。
二次会の店にはカラオケがなく、もっぱら会話に終始したが、ここにはカラオケがあり、既に5~6人の若い男女が先客を勤め、歌っていた。なかなかの歌唱力である。僕たちは隣の席から拍手を贈った。マイクがこちらに回ってきた。関東から来た級友が先陣を切った。なんと、英語の歌だ。いやああ、彼は秀才だったので、英語はおてのもの。酔ってはいるものの、発音も正確に見事に歌いきった。
隣の席から惜しみない拍手が。袖振り合うも多少の縁。他人であれ、もちつもたれつの関係とは良いものだ。負けず嫌いの僕。英語の歌で、お返ししようと思ったが、なにせ持ち歌が少ない。「ラブストーリー」と、「メリジェーン」くらいが、まあ、まあ、歌える曲だ。
選曲を、「メリジェーン」にした。席を立ち、歌い始めたら、なんと、隣の若い男女が踊り始めるではないか。一人浮いていた女性を手招きすると、彼女は笑顔を見せ僕に従った。僕は彼女の背中に左手を回し、右手にはマイク。「グッ」と体を引き寄せ、音楽に合わせながら小さくステップを踏んだ。「ここで一発奮起しなくちゃーーー」と、思わず歌に力がこもったことよ。彼女は優しく歌を聴いてくれた由。久しぶりにもてたと思った。「とっちゃん坊や」の、おのろけである。歌い終わり僕は彼女に丁寧なるお礼のお辞儀をした。
席に戻り、だべっていたが、酔いもクライマックスを過ぎた。勘定を済ませ、帰ることに。関東の級友と画家君はタクシーで帰った。僕はホテルまで、ほんの数分。彼らに別れを告げてベッドインだ。夢を見ることもなく熟睡したようだ。6時に起きて、7時に朝食。8時にホテルを出た。
無事に、恩師の喜寿祝いと級友会が終わった。さて、今日の僕の予定は?。午前中に昨夜交わした一つの約束と、午後に兄と、母に会う予定があった。(続く)
「なぜそうするのか?」と、考えてみた。多分、寂しがり屋である事と、自己顕示欲が強い性格なのだろう。世界の中心は僕ではないのに、すぐ世界の中心にいたがる。そんな人間も多々いると思うが、僕もその範疇にはいるか?。「やな、性格だぜ」と、この日記を書きながら思った事よ。そんな訳で、僕は恥も外聞もなく、「ピーチク、パーチク」とよくしゃべったようだ。何を話したかは定かには覚えていない。これが酔っ払いの典型的症状だ。
いつの間にか、お開きとなり、級友達は三々五々と別れを告げていく。最後に残ったのは、画家君、関東から来た級友1人と僕の三人となった。平日の夜ということもあり、皆それぞれに明日の予定があるのだろう。さすがに品行方正の級友達だ。画家君が知っているという店があった。三人でそこへ行く事になった。
二次会の店にはカラオケがなく、もっぱら会話に終始したが、ここにはカラオケがあり、既に5~6人の若い男女が先客を勤め、歌っていた。なかなかの歌唱力である。僕たちは隣の席から拍手を贈った。マイクがこちらに回ってきた。関東から来た級友が先陣を切った。なんと、英語の歌だ。いやああ、彼は秀才だったので、英語はおてのもの。酔ってはいるものの、発音も正確に見事に歌いきった。
隣の席から惜しみない拍手が。袖振り合うも多少の縁。他人であれ、もちつもたれつの関係とは良いものだ。負けず嫌いの僕。英語の歌で、お返ししようと思ったが、なにせ持ち歌が少ない。「ラブストーリー」と、「メリジェーン」くらいが、まあ、まあ、歌える曲だ。
選曲を、「メリジェーン」にした。席を立ち、歌い始めたら、なんと、隣の若い男女が踊り始めるではないか。一人浮いていた女性を手招きすると、彼女は笑顔を見せ僕に従った。僕は彼女の背中に左手を回し、右手にはマイク。「グッ」と体を引き寄せ、音楽に合わせながら小さくステップを踏んだ。「ここで一発奮起しなくちゃーーー」と、思わず歌に力がこもったことよ。彼女は優しく歌を聴いてくれた由。久しぶりにもてたと思った。「とっちゃん坊や」の、おのろけである。歌い終わり僕は彼女に丁寧なるお礼のお辞儀をした。
席に戻り、だべっていたが、酔いもクライマックスを過ぎた。勘定を済ませ、帰ることに。関東の級友と画家君はタクシーで帰った。僕はホテルまで、ほんの数分。彼らに別れを告げてベッドインだ。夢を見ることもなく熟睡したようだ。6時に起きて、7時に朝食。8時にホテルを出た。
無事に、恩師の喜寿祝いと級友会が終わった。さて、今日の僕の予定は?。午前中に昨夜交わした一つの約束と、午後に兄と、母に会う予定があった。(続く)
コメント