のび太君、受賞おめでとう。
2013年7月12日 日常
最近、友人、のび太君が総務大臣賞を受けた。副賞に美しい銀盃がついていた。「ええつ、なんで彼が?。どうして僕、ジャイアンではないのか?」。僕も何かにつけて貢献しているはずなんだが?。「うんんん」と、我が目と耳を疑った。
荒れた手をじっと見た。手までが酒焼けしている。これじゃあーーーあばかんでー。「酒とカラオケ賞」なら、もらえそうだが、大臣賞はむりか。まずは、のび太君へ「心から、おめでとう」である。身を粉にして走り回っている彼のバイタリティーには、常日頃から頭が下がっていた。また、人の相談にもよく応じてくれている。苦しい時の、のび太君頼みである。
他の、とっちゃん坊や達もそうだが、のび太君との付き合いも古い。幾度となく、とっちゃん坊や5人衆(のび太君、どらえもん君、夜泣き爺さん、ネズミ男君、そして僕、ジャイアン)で旅をしてきた。いつの場合でも、のび太君は紳士である。三人、川の字になって寝ても微動だにせず。生きているのか?死んでいるのか分からない。いびきもかかない。両端の、ネズミ男君とジャイアンが雷鳴のごときいびきをかいても、小言一つ言わない。まさに紳士。見上げたものだ。
そうそう、寝ると言えばサンフランシスコへ旅をした時の思い出がある。山の中のコッテージで、シングル一つしかないベッドで、のび太と寝た。くじ引きでそうなってしまったのだ。どらえもん君と一緒じゃなくてよかった。彼は一人でベッド一台が相応。細い体の夜泣き爺さんをはべらせて寝れば、丁度良い。夜な夜な、女のすすり泣くような声が聞こえても、彼なら知らぬ存ぜずでお構いなしだろう。
僕たちは掛け布団の一つをベッドの真ん中に置いて、仕切りを作った。お互いに「怖いぜ」と思いながら背中合わせに寝たわけだ。僕、ジャイアンは見かけによらず小心者。のび太君の、つるつるの大根足が僕のお腹に侵入してこないかと、その夜は一睡も出来なかった。彼も同様だったらしい。まあ、いろんな思い出を積み重ねて今日に至っている。
のび太君へのお祝いメッセージの中に、「僕、ジャイアンも賞がほしいなあーーー」と書いていたら、「ジャイアンも頑張って、賞をもらってよ」との励ましの言葉が。涙がチョチョ切れるような有り難い言葉だが、僕には無理だろう。残念賞だけは頂くことにしよう。
そうだ。今年も、とっちゃん坊や達の旅が計画されている。のび太君の受賞お祝いも兼ねれば、一石二鳥。場が盛り上がること間違いなし。今度、僕、ジャイアンが提案しようと思っている。
荒れた手をじっと見た。手までが酒焼けしている。これじゃあーーーあばかんでー。「酒とカラオケ賞」なら、もらえそうだが、大臣賞はむりか。まずは、のび太君へ「心から、おめでとう」である。身を粉にして走り回っている彼のバイタリティーには、常日頃から頭が下がっていた。また、人の相談にもよく応じてくれている。苦しい時の、のび太君頼みである。
他の、とっちゃん坊や達もそうだが、のび太君との付き合いも古い。幾度となく、とっちゃん坊や5人衆(のび太君、どらえもん君、夜泣き爺さん、ネズミ男君、そして僕、ジャイアン)で旅をしてきた。いつの場合でも、のび太君は紳士である。三人、川の字になって寝ても微動だにせず。生きているのか?死んでいるのか分からない。いびきもかかない。両端の、ネズミ男君とジャイアンが雷鳴のごときいびきをかいても、小言一つ言わない。まさに紳士。見上げたものだ。
そうそう、寝ると言えばサンフランシスコへ旅をした時の思い出がある。山の中のコッテージで、シングル一つしかないベッドで、のび太と寝た。くじ引きでそうなってしまったのだ。どらえもん君と一緒じゃなくてよかった。彼は一人でベッド一台が相応。細い体の夜泣き爺さんをはべらせて寝れば、丁度良い。夜な夜な、女のすすり泣くような声が聞こえても、彼なら知らぬ存ぜずでお構いなしだろう。
僕たちは掛け布団の一つをベッドの真ん中に置いて、仕切りを作った。お互いに「怖いぜ」と思いながら背中合わせに寝たわけだ。僕、ジャイアンは見かけによらず小心者。のび太君の、つるつるの大根足が僕のお腹に侵入してこないかと、その夜は一睡も出来なかった。彼も同様だったらしい。まあ、いろんな思い出を積み重ねて今日に至っている。
のび太君へのお祝いメッセージの中に、「僕、ジャイアンも賞がほしいなあーーー」と書いていたら、「ジャイアンも頑張って、賞をもらってよ」との励ましの言葉が。涙がチョチョ切れるような有り難い言葉だが、僕には無理だろう。残念賞だけは頂くことにしよう。
そうだ。今年も、とっちゃん坊や達の旅が計画されている。のび太君の受賞お祝いも兼ねれば、一石二鳥。場が盛り上がること間違いなし。今度、僕、ジャイアンが提案しようと思っている。
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