気が抜けて、妄想が顔を出した。
2013年10月2日 日常いやあああーーっ、万歳。懸念していた僕の行事がつつがなく終了した。今日は気分爽快だ。天気は、まあまあだが。後は正月を待つだけ。おっと、その前にクリスマスと、とっちゃん坊や達の旅がある。他にも忘年会とかあるが、それは二の次だ。
まずは、たまった仕事に目途をつけねばと、山の中腹にあるクライアントの所まで足を運んだ。蛇行しながら登っていく山道の両側には、紅葉を待ちかねている木々が、優しく僕を迎えてくれた。なにせ、山は空気がおいしい。
昔、思った事よ。こんな美しい山の中で、宇宙からやって来た999のメーテル、顔を見なくて良いなら山姥さん、野墓の近くで現れるという髪を振り乱した幽霊さん、さもなくば真っ白い肌をした雪女のごとき女性達の、いずれかと出会い、心静かに、のんびりと暮らせたら幸せだろうなあーーなんて。メーテルは言うかも知れない。「鉄郎、おっと、ごめんなさい。ジャイアンよ。そろそろ機械の体に入れ替えたら?。永遠の命が授かるのよ。」って。僕、ジャイアンは、ちと考えた後、こう言うだろう。「うんんん、限りある命でも、喜び悲しみの中で、人間らしく暮らしていった方がいいかなあーーー」と。
又、雪女ちゃんは言うだろう。「ジャイアンよ。私の体であなたを溶かしちゃおうかしら。一心同体になれるのよ」って。僕はすかさず「だめ、だめ、それは駄目。まだ生身の体でいたいんだ。僕の寿命が終わる時、その時は君に溶かして欲しいけどね。心だけを残して」とか何とか言うだろう。ちょっと、格好良すぎるぜ!!。
いやはや、妄想もここまで行くと病的だ。確かに僕は、若かりし頃、そんな事を考えたことがある。ところが、ある時から考えが変わった。「なにも、山まで行かなくても、メーテルや、雪女、山姥、口裂け女、女ゾンビ、幽霊ごとき人達は娑婆世界に、わんさといるじゃん。ビジネス街、ネオン街で、ふと、そんな人達と縁があれば、絆も生まれるかも知れない」なんて。
残念ながら、まだそういう縁はない。というより、ジャイアンは気弱である。大言壮語をはたくが、むしろ、そういう状況を避けて通っているのかもしれない。ただ、密かに「ゾクゾク」としたいだけだ。
おっと、気が抜けると、ふうけたことばかり呟いてしまう。方向をチェンジしよう。クライアントの仕事を終え山を下った。その足で、のび太君の事務所へ向かった。よいやく「とっちゃん坊や」達の旅費が集まったのだ。幹事役、のび太君の所へ届けた次第である。彼は相変わらず忙しそうだった。客が来たので、ゆっくり話す時間もなかった。
かくして、僕も我が家へ戻り、この備忘録をしたためている。そろそろ気を引き締めて仕事に邁進しよう。
まずは、たまった仕事に目途をつけねばと、山の中腹にあるクライアントの所まで足を運んだ。蛇行しながら登っていく山道の両側には、紅葉を待ちかねている木々が、優しく僕を迎えてくれた。なにせ、山は空気がおいしい。
昔、思った事よ。こんな美しい山の中で、宇宙からやって来た999のメーテル、顔を見なくて良いなら山姥さん、野墓の近くで現れるという髪を振り乱した幽霊さん、さもなくば真っ白い肌をした雪女のごとき女性達の、いずれかと出会い、心静かに、のんびりと暮らせたら幸せだろうなあーーなんて。メーテルは言うかも知れない。「鉄郎、おっと、ごめんなさい。ジャイアンよ。そろそろ機械の体に入れ替えたら?。永遠の命が授かるのよ。」って。僕、ジャイアンは、ちと考えた後、こう言うだろう。「うんんん、限りある命でも、喜び悲しみの中で、人間らしく暮らしていった方がいいかなあーーー」と。
又、雪女ちゃんは言うだろう。「ジャイアンよ。私の体であなたを溶かしちゃおうかしら。一心同体になれるのよ」って。僕はすかさず「だめ、だめ、それは駄目。まだ生身の体でいたいんだ。僕の寿命が終わる時、その時は君に溶かして欲しいけどね。心だけを残して」とか何とか言うだろう。ちょっと、格好良すぎるぜ!!。
いやはや、妄想もここまで行くと病的だ。確かに僕は、若かりし頃、そんな事を考えたことがある。ところが、ある時から考えが変わった。「なにも、山まで行かなくても、メーテルや、雪女、山姥、口裂け女、女ゾンビ、幽霊ごとき人達は娑婆世界に、わんさといるじゃん。ビジネス街、ネオン街で、ふと、そんな人達と縁があれば、絆も生まれるかも知れない」なんて。
残念ながら、まだそういう縁はない。というより、ジャイアンは気弱である。大言壮語をはたくが、むしろ、そういう状況を避けて通っているのかもしれない。ただ、密かに「ゾクゾク」としたいだけだ。
おっと、気が抜けると、ふうけたことばかり呟いてしまう。方向をチェンジしよう。クライアントの仕事を終え山を下った。その足で、のび太君の事務所へ向かった。よいやく「とっちゃん坊や」達の旅費が集まったのだ。幹事役、のび太君の所へ届けた次第である。彼は相変わらず忙しそうだった。客が来たので、ゆっくり話す時間もなかった。
かくして、僕も我が家へ戻り、この備忘録をしたためている。そろそろ気を引き締めて仕事に邁進しよう。
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