ようやく台風が去って、平凡な日常が戻ってきた。やれやれだ。今度の台風は雨を伴ったまれに見る大型の奴だった。僕は人様と同じように早めの手当を行った。風で飛びそうな外にある物体達を、小屋の中へかたづけた。いやああ、きれいさっぱりだ。「さああ、台風君よ、いつでもやって来たまえ」と、僕の鼻息は「わおーーーつ、グワオー、グワオー、」と荒かった。

どうしたわけか?、待てど暮らせど、愛しき人はやってこない。雨も風もみじんも降らず吹かない。夜はフクロウのように闇の中に目をこらしていたが、疲れ果てた僕はいつの間にか船を漕ぎ、朝を迎えたようだ。目覚めと同時に窓の外を見やった。何事もなし。昨日かたづけたままの姿がそこにあった。

僕の労働は一体、なんだったのか?。一瞬、腹立たしく思ったが、「備えあれば憂いなし」で、何事もなければ、これで良いわけだ。まさに、神様の思し召しだ。

ところで、今日はのび太君が、6時に僕を迎えに来る。何でも、一緒に行って欲しいところがあるそうだ。一人では身が持たないところなのか?。よく分からないが、快く受託した。酒とか歌があるようだ。

そうそう、歌で思い出したが、ビリーバンバンの兄が脳出血で入院したそうだ。彼らが歌う「白いブランコ」は僕のレパートリーの一つ。早く回復して欲しい。カラオケで、「白いブランコ」を時々歌う。カウンターレディーを誘う僕の決め台詞は「ねえーーー、君と一緒に揺れてみたいなあーーー」である。帰ってくる言葉がいい。「ごめん、わたし、知らないの」である。こんな時、世代のギャップを感じる。悲しいぜ。「それじゃあーー」と言うことで、僕たちと年齢が近いママに声を掛けると、すんなりオッケーだ。

僕が一番を歌い、終わり近くで「ブランコーーー」と僕が言い、ママさんの肩を2回、「ポンポン」と叩くと、ママさんが「ブランコー」とおらぶ。このハーモニーがいいんだよなーーー。2番の歌詞はママさんが歌い、僕が追随する。3番は二人で仲良く合唱だ。ところで、点数は何点?。72点。わーーーい?なぜ?。

いつぞや、ネズミ男君がいみじくも言った。「あんた、ようするに下手なのよ」。これには僕も返す言葉がなかった。やはりそうなのか?。悲しいぜ。

まあいいか。おっと、のび太君より早めに来るとのテルが。今日はここまでにしよう。









コメント

TAWAMI
2014年7月13日11:41

umityanさん、こんにちは。登録ありがとうございます。
わたしからも相互リンクさせていただきました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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