最近の出来事。

2014年11月22日 日常
いやはや、もう11月も中旬を過ぎた。僕はただひたすら駆け抜けてきた。仕事が忙しかったのだ、短期間のアルバイトさんを雇った。職安をとおして求人をした。なんと、僕の超零細事務所に5~6人の面接希望者があった。時給がよかったのか、仕事の内容が良かったのか定かではないが、嬉しい限りだ。ただ、一人を選び、後は皆、断らなくてはならない。ビジネスとはいえ、これは結構、つらい。

運が良いことに、昔、一緒に仕事をしたことがある女性が一番最後に応募してきた。僕だと知っていたのか?知らなかったのか分からないが、僕は名前を聞いた瞬間、「彼女に違いない」と確信していた。案の定、そうだった。僕に何のためらいがあろう。即、採用だ。

一緒に仕事をした期間は5年近く。僕は会社を辞め、彼女もほどなく辞めたとのこと。それから、うん十年の月日が流れた。高校卒業後、入社してきた彼女も今では立派なレディー。結婚しているかと思ったが、そうではなかった。良い縁に恵まれなかったのだろう。まあ、これは他人が騒いでも仕方がないことだ。

僕はふと、ネズミ男君の事を思い出した。彼は一度も結婚していない。ただ、100回をこえる見合いをしたらしいが、いずれも空振り。僕も含め、他の友人達も、何度か見合いの機会を設けたが、彼は首を縦に振らなかった。というより、相手に断られた方が多いだろう。彼の言い分はこうだ。「おいらは二十歳過ぎの頃、好きな女の子がいて結婚したかったが、なにしろ、給料が安く、結婚する金がなかった。強引に彼女を引き留める勇気も無かった。結局、彼女は他の男と結婚してしまった。今でも、彼女のことを思い出す」と。うんんん、そういう心持ちでは見合いも成就しないだろう。

それでも、泣ける話しだ。「昔のことを忘れて他の女性を探したら」と言うと、いみじくも彼が言う。「最近の女性は気が強い人ばかりだ。おいらはめっぽう、気の優しい女性でないとダメよ、ダメ、ダメ」と言う。あっはっはあーーー。流行語大賞にノミネートされた言葉か。「ダメよ、ダメ、ダメ」。わらっちゃうぜ。

もう、面倒見切れんと思ったが、僕の脳裏に「アルバイトの女性を彼に会わせてみようかな?」という考えが頭をよぎった。仕事の合間にネズミ男君を我が家へ呼んだ。オー、ノー、見事、空振りだ。顔を見合わせることもなく、会話もなく、しらじらしく時が流れた。まあ、そんなものだろう。正式な見合いではないからなあーー。要するに、人生はなるようにしかならない。それが結論だ?。

ところで、政治のことは述べたくないが、いよいよ選挙が始まる。消費税の増税、アベノミクス推進によるデフレ脱却、景気回復、格差是正、原発の問題、外交の問題、地方創世等、問題は山積している。解散総選挙の大義名分がなんなのか定かではないが、上記の問題もさながら、僕が一番懸念していることは、日本の借金残高だ。なんでも、1000兆円以上の国の借金があるという。一体、国はそれを、どうやって返していくのか?。「国は倒産せんから大丈夫」という事なのか?。いずれにせよ、将来の若者たちに大きな負の財産を残す事になる。増税するなら、国の借金を減らす方策も選挙の争点にすべきではないかと思うが。



コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索