歯の治療。

2014年11月25日 日常
昨日と打って変わって雨模様の曇り空。今日は午後3時に仕事でお役所へ行かねばならない。この仕事が終わると、僕にも正月がやって来る。早く来い来いお正月ちゃん。

さて、今日は午前中、歯医者へ行った。口をポカーンと開けて、なにやら奇妙な音のする機械で歯をいじられる。これが苦痛だ。まず最初に首にエプロンが巻かれる。次に、「はい、椅子を倒します」と、歯科衛生士さんが言う。僕は「は、はい」と言って椅子に体を預ける。椅子が倒れて仰向けになり、おそるおそる目を見開くと、なんと、白いマスクをして、ずきんをかぶり、ある時は、丸あるい目だけをだした、またある時は、ほそ長い切れ目の妖怪ならぬ魔女が僕の唇に迫っていた。おっと、誤解を招いてはいけない。僕の顔に迫っていた。僕は「ぞおーーーつ」として目を閉じること常のごとし。

あちこちを動き回っている先生が僕の所へやって来た。「はい、こんにちは」と言いながら、「ちょこちょこ」と、慣れた手つきで治療を施し、次の患者のところへ行く。「椅子を起こします。うがいをして」と、衛生士さんが言う。自動椅子が元に戻り、僕は紙コップに注がれた白湯で、口をゆすぐ。「はい、今日はここまで」と、エプロンがはずされる。僕はきょとんとした目で、歯科衛生士さんの顔をまじまじと眺める。いやああ、間近で見るのと、ちょっと離れて見るのとでは大違い。

僕は歯の治療を受けながら、あたかも幻にあったような感じがした。おっと、出かける時間が迫ってきた。今日はこの辺でペンを置こう。


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