小旅行(2)

2014年12月16日 日常
いよいよ12月も中旬を過ぎた。相変わらず忙しくもあり、暇でもある。暇なときは、ネズミ男君と、今年の締めくくり的な雑草刈りを楽しんでいる。ほぼ、家の周りと、ガードレールの下の河川敷の雑草を一網打尽にした。冬は草も勢いがないから、刈るのは比較的楽である。ネズミ男君は、皿をなめたように、きれいに刈ってくれた。近隣の人達に喜ばれるだろう。

ところで、津和野行きの小旅行について、内容に触れていなかった。いまさら書くこともないが、一応備忘録として、したためておこう。ツアーバスに40名が乗車。女性客の一人が席をはみ出し、のび太君と相席となった。彼女は最初、恥ずかしそうにしていたが、紳士のび太君の話術により、だんだんと打ち解けて、大笑いしながら、はしゃいでいた。彼らの前の席には、ネズミ男君とジャイアンが腰掛け、コケコッコーさんと藤コネリーさんが横の席に。また、いがぐりさん夫婦は仲良くコケコッコーさん達の前の席へ座った。

添乗員さんが、時折、だじゃれを交えながら、何かをしゃべっている。ほとんど聞いていなかった。前にも書いたが、僕達、とっちゃん坊や達は、早々にメロンパンの朝食を平らげ、睡眠タイムとなったからだ。皆、早朝より動いたので、バスの中での睡眠が最高のごちそうなのだ。

いつのまにか、。バスは本州を走っていた。まずは最初の買い物が、当地でも有名な「かまぼこ」販売店だった。事前に連絡が言っていたとみえ、販売員の女性が、バスに乗り込み、商品の説明を始めた。「皆様、今日は特別価格で販売します。こういう企画は滅多にありません。皆さんはラッキーです」と、購買意欲をかきたてる台詞で、我々を持ち上げた。

こういう手管には、慣れているとっちゃん坊や達だが、いかんせん、人が買うのを見ていると、つい財布のひもが緩んでしまう。いやああーーー買ったぜ。酒のつまみになると、皆それぞれに言い訳をしていた。あの、鋼鉄ジーグを彷彿とさせる、まことに堅いネズミ男君までが、ちょろちょろと何かを買っていた。

コケコッコーさんと藤コネリーさんも、うろうろと首を前後させながら、試食したり、何かを買っていたようだ。いがぐり夫婦は、仲むつましく行動。なかなか良い夫婦だ。

さてさて、スつかりプロパガンダに乗った我々は、次は「リンゴ園」を営む農園へと運ばれた。ここでは「リンゴの食い放題」と言うことだ。「そんなにリンゴを食えるもんか」と、我々は若干いぶかしがった。雨がしとしとと降ってきた。我々は小屋のなかへ案内された。皮がむかれ、三日月型に切られたリンゴが大量に皿に盛られていた。爪楊枝があり、「はい、何個でもどうぞ」と言うわけだ。とっちゃん坊や達は、それぞれ、数個を口に放り込んでいた。まあ、旨くないはずがない。でなけりゃーー、誰も買わないぜ。冷静沈着なジャイアンは、何も買わなかった。ところがどうしたわけか、ネズミ男君が「リンゴジャム」の瓶を買うではないか。「どうしたんだい」と聞くと、「いやあーーー、朝食のパンにつけて食べたいんだ」という。「なるほどねーー」と、ジャイアンは納得。

まあ、そんな風で、とりあえず、かまぼこやとリンゴ園に寄り、バスは雨の中を目的地目指したて進んだ。

紙面が長くなったので、続きは、あ・・・と・・・・で・・・。

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