級友との思いで。あな恥ずかしや。
今日はすこぶる良い天気だ。ひさしぶりに太陽光線を拝んだ。庭に出てみた。もう、梅の花も盛りを過ぎて、枝に触れると花びらが、涙のように、はらはらと落ちる。「ごくろうさんでした」と言ってやりたい。願わくば大量の梅の実をつけて欲しいものだ。

昨年は、ネズミ男君へ、バケツ一杯分の梅の実をあげた。彼はゲートボール仲間のおばさんにやったらしい。なんでも梅ジャムを作るとのこと。かくして、出来上がった梅ジャムのお相伴に預かったそうだ。そりゃあーー、おいしかったろう。僕には差し入れがなかったなあーー。まあー、いいか。今年も、豊作ならネズミ男君へ、あげようと思っている。

午前中は、先日.我が家へ泊まった「だのみ君夫婦」の、布団の後片付けや部屋の掃除をした。彼は高校時代の友人で、社会人となってからも、あれこれと付き合いがあり今日に至っている、お互いに言いたいことを言う。来訪した日の夜は焼酎を飲みながら過去の思い出に浸った。思い出は色あせることなく、何時までも脳裏に焼きついている。事あるごとに同じ話をしても、笑えるから不思議だ。

そうそう、「だのみ君」との笑える傑作な話しがある。互いに大学生の頃だった。僕が故郷へ帰ったとき、彼はガソリンスタンドでアルバイトをしていた。彼に会ったその日は丁度、ガソリンスタンドでの宿直の日だった。為す術もない僕は彼の宿直室に泊まることにした。

部屋は畳、一畳の広さ。まあ、互いに横になって寝ると、寝れないことはない。かくして僕たちは窮屈な思いをしながら、船をこぎ出した。何時頃だったか、経営者の声が。「おいおい、二人で寝るのはかまわないが、夜中でも客が来たら起きなくちゃー」と、怒られてしまった。「どうも済みません」と謝った。決まりが悪かったことは言うまでもない。「ホモ達」と間違えられたようだ。もち、僕たちにその趣味はない。おおいなる失敗談だ。この話しはこれでおしまい。

午後から僕は一人で雑草焼きをした。ネズミ男君へ声を掛けたが、なんでも、ゲートボールの打ち上げ会で、既に飲んでいるとのこと。結構なことで・・・。「しからば、次回」と言うことで、一人で草君達と格闘して、先ほど終了した。

娑婆世界は相変わらず混沌としている。人一人っ子いない快晴の風景を眺めながら「今、僕って幸せなのかなあ?ーーーー」と考えた。


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