今日は久しぶりに天気が小康状態。お天道様も、ちよこっと顔を出した。午前中、机上の仕事をした。はい、一丁あがり。まだ、2件ほど、仕事の在庫をかかえているが、この天気で部屋にとどまっているのは、もったいない。本来、じっとしておれない性格だ。

てなわけで、数週間、ご無沙汰していた雑草刈りに臨んだ。相棒、ネズミ男君に声をかけたが、あいにく今日の午後から、地域の寄り合いがあるとのこと。残念そうな声を発していたが、まあこれは仕方がない。後日ということで、一人で格闘に及んだ。

作業ズボンに長袖のシャツ。首にタオルを巻き、マスクとサングラスをつけ、帽子をかぶり、履き物は長靴だ。機械に混合油を入れ、ひもを引っ張ると、「ゴゴゴーーン、ゴゴゴーン」と、エンジン音が響き歯車が回転する。肩にベルトを掛け、いざ出陣。

腰まで伸びたガードレール下に生い茂る草を刈り取っていく。体が斜めになり、足場も悪い。僕は思いっきり、機械を振り回す。これが快感である。おばさんが歩道を自転車でとおる。あわてて自転車から降り、ガードレールの反対側を自転車を押しながら、おそるおそる歩いて行く。その様が滑稽であるが、僕の姿を見たら逃げ出したくもなるだろう。

そうそう、逆に僕に近寄ってくる奴がいる。カラスである。刈り取った後の地面をつつきながら、昆虫とかの餌を探すのだ。かしこいぜ。僕の後ろを「トコトコ」ついてくる。「不労所得を狙うとは生意気な奴だ」と、僕は後ろを振り向き「わおーーーーつ」と、機械を振り回しながら、カラスを威嚇する。カラスは慌てて電柱へ飛び移る。

とは言え、最近のカラスは学習しているためか、少々の威嚇にも平気である。まあ、互いに生きているわけだから共存共栄といきたいところだが、悪さをすれば、こちとて、黙って見過ごすわけにもいかない。

そうこうしながら、無事に外での労働を終えた。部屋に戻り、シャワーを浴びた。冷蔵庫から、買い置きのかき氷を出して、ヨーグルトをかけて、食した。うまいーーつ。こめかみの神経が「ぴりぴりっ」とした。じっと、我慢だ。しばらくして再び、かき氷をスプーンですくって、口に運ぶ。これまた快感だ。

さあ、明日は土曜日。午前中、一仕事がある。午後から、雨が降らなければ、ネズミ男君へ声をかけて、雑草刈りにいそしむか。修行、修行。人生、死ぬまで修行だ。





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