いよいよ、明日はとっちゃん坊や達の旅立ちの日だ。タクシーの予約を朝5時20分に入れた。ネズミ男君が5時10分までに我が家へ来ることになっている。その後、スネオ君を拾い、のび太君の家まで行き、駅へ直行の予定だ。
つい先ほど、のび太君より電話があった。朝の5時に、僕、ジャイアンに電話するそうだ。電話がない場合は、寝過ごしているかもしれないから、逆電話をしてくれとのこと。「あいよ」と言ったが、紳士、のび太君のこと。まず、寝過ごすことはあり得ない。むしろ、「僕、ジャイアンの方が大丈夫かな」と、牽制球を投げられた感じだ。
てなわけで、今週の仕事を今日中にかたづけた。書類提出で県庁まで赴いた。三階まで階段を上り、ゆうに、100メートル以上はありそうな長い廊下を、てくてく歩いた。目的地は産業廃棄物許可申請の受付場所。いやああーーーー息が切れた。僕自身が、産業廃棄物になりそうだぜ。
無事に仕事が完了した。家に帰り、さらに一仕事。といっても、事務仕事ではない。産業廃棄物ならぬ一般廃棄物を荷車に乗せ、裏庭の焼却所へ運び、火炎放射器で一網打尽にした。すかっと、さわやかだぜ。「はい、コカコーラ」といきたいところだが、あいにく在庫がない。ノンカフェインの麦茶で我慢した。
麦茶を飲みながら思った事よ。僕ら、とっちゃん坊や達には、今年は夏休みもなく、どこへも行けずじまいだった。やっと、今年初めての遠出だ。といっても、日本国内だが。秘境の地で肝を冷やしてみたい。
ネズミ男君は、最近、えらく気負っていた。その心は僕、ジャイアンには既にお見通し済みだ。彼は知らぬ地で歌いたいのだろう。チェッカーズさんの歌だったっけ?。「ジュリアーノ・ハートブレイク」。「キャンドル ライトが・・・・・・・」。ネズミ男君は短いしっぽをフリフリ、ツイストを踊りながら、この歌を熱唱するわけだ。これが様になっているんだよなあーー。以前、観客に大いに受けたので。再び、その美酒に預かりたいのだろう。うんんん、今度も、うまく行けば良いのだが・・・。
僕、ジャイアンは、今の時節にぴったりな、山口百恵さんの「秋桜」で泣いてみたいぜ。「薄紅の秋桜が秋の日の なにげない日だまりに揺れている。この頃、涙もろくなった母が・・・・・・・」。涙もろくなったのは、僕の方だ。「かあちゃーん」と叫んで泣きたい。
紳士、のび太君は、その甘い声で、男と女が演じる恋の歌を熱唱するに違いない。彼は、どちらかと言えば、甘い、切ない歌が好きである。思わずブルースが踊りたくなるような。酔いに任せて、つい、どこかの未亡人と踊ってしまわないかと、僕自身が心配だ。のび太君、おてやわらかに。
一方、スネオ君は、その名の通り、すねているのか無関心なのか?、よくわからない。いつもひょうひょうとして、どこふく風だ。そこが彼のいいところである。いまだかって、彼が 歌った姿を見たことがない。今度の旅で、彼に一曲、歌わせてみたいものよ。
おっと、長くなった。この辺でペンを置こう。まずは無事に行って帰ってくることが肝心だ。
つい先ほど、のび太君より電話があった。朝の5時に、僕、ジャイアンに電話するそうだ。電話がない場合は、寝過ごしているかもしれないから、逆電話をしてくれとのこと。「あいよ」と言ったが、紳士、のび太君のこと。まず、寝過ごすことはあり得ない。むしろ、「僕、ジャイアンの方が大丈夫かな」と、牽制球を投げられた感じだ。
てなわけで、今週の仕事を今日中にかたづけた。書類提出で県庁まで赴いた。三階まで階段を上り、ゆうに、100メートル以上はありそうな長い廊下を、てくてく歩いた。目的地は産業廃棄物許可申請の受付場所。いやああーーーー息が切れた。僕自身が、産業廃棄物になりそうだぜ。
無事に仕事が完了した。家に帰り、さらに一仕事。といっても、事務仕事ではない。産業廃棄物ならぬ一般廃棄物を荷車に乗せ、裏庭の焼却所へ運び、火炎放射器で一網打尽にした。すかっと、さわやかだぜ。「はい、コカコーラ」といきたいところだが、あいにく在庫がない。ノンカフェインの麦茶で我慢した。
麦茶を飲みながら思った事よ。僕ら、とっちゃん坊や達には、今年は夏休みもなく、どこへも行けずじまいだった。やっと、今年初めての遠出だ。といっても、日本国内だが。秘境の地で肝を冷やしてみたい。
ネズミ男君は、最近、えらく気負っていた。その心は僕、ジャイアンには既にお見通し済みだ。彼は知らぬ地で歌いたいのだろう。チェッカーズさんの歌だったっけ?。「ジュリアーノ・ハートブレイク」。「キャンドル ライトが・・・・・・・」。ネズミ男君は短いしっぽをフリフリ、ツイストを踊りながら、この歌を熱唱するわけだ。これが様になっているんだよなあーー。以前、観客に大いに受けたので。再び、その美酒に預かりたいのだろう。うんんん、今度も、うまく行けば良いのだが・・・。
僕、ジャイアンは、今の時節にぴったりな、山口百恵さんの「秋桜」で泣いてみたいぜ。「薄紅の秋桜が秋の日の なにげない日だまりに揺れている。この頃、涙もろくなった母が・・・・・・・」。涙もろくなったのは、僕の方だ。「かあちゃーん」と叫んで泣きたい。
紳士、のび太君は、その甘い声で、男と女が演じる恋の歌を熱唱するに違いない。彼は、どちらかと言えば、甘い、切ない歌が好きである。思わずブルースが踊りたくなるような。酔いに任せて、つい、どこかの未亡人と踊ってしまわないかと、僕自身が心配だ。のび太君、おてやわらかに。
一方、スネオ君は、その名の通り、すねているのか無関心なのか?、よくわからない。いつもひょうひょうとして、どこふく風だ。そこが彼のいいところである。いまだかって、彼が 歌った姿を見たことがない。今度の旅で、彼に一曲、歌わせてみたいものよ。
おっと、長くなった。この辺でペンを置こう。まずは無事に行って帰ってくることが肝心だ。
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