とっちゃん坊や達の旅(5)「金比羅さん」を征服だ。
2015年10月23日 日常そうそう、大事なことを書き忘れていた。新幹線に乗る前の集合場所で、再び、「記念写真をとろうぜ」と言うことになった。「よござんすたい」と、僕ジャイアンは愛用のデジカメに手を触れた瞬間、コンクリートの床に滑り落としてしまった。「およよ」と拾い上げると見事に破損だ。
シャッターを押したり、振ったりしたが、電源がが入らない。うんともすんとも言わない。内部が壊れたのだろう。ネズミ男君が笑いながらが言うではないか。「あんた、手が不器用だからなあーー。もう一度、床に落として見たらどうや」って。これには温厚なジャイアンも、「カチッ」ときたが、「な、な、なんと言うことを・・・」と言って、苦笑いだ。
大きいカメラをもってくればよかったと、一瞬、後悔したが仕方がない。どこかの町で購入するこに決めた。まあ、しばらくは、のび太君君とネズミ男君のカメラにお世話になることにした。
新幹線は岡山を目指して進んだ。ふと、思ったが、「なんでぜ広島で降りなくて岡山なんだ?」っと。広島で降りて四国へ渡った方が早いではないか。ごもっともな意見である。これには一つのカラクリあった。広島から四国を左回りに進むと、一番最後に金比羅さんの石段と出くわすことになる。旅の疲れと相まって足はくたくただ。「もう上れまっせん」と、弱音を吐くじっちゃん、ばっちゃんたちが出てくるに違いない。我々、とっちゃん坊や達だって、その仲間入りをするかもしれない。
その点、岡山から四国の香川に渡ると、まず最初に金比羅さんに参ることになる。まだ十分に元気だ。元気な内に785段あるという石段を征服しようとの、旅行業者の計らいか?。正解だあーーーーーーー。正直、驚いた。スピードの差こそあれ、誰一人脱落することなく785段の石段を登り切ったのだ。
のび太君、ネズミ男君、ジャイアンはツエを借りなかった。「まだ若いんだ」という見栄がある。じっちゃん、ばっちゃん達に遅れを取っては恥ずかしいからだ。我々は、結構、急ぎ足で石段を上った。のび太君は日頃、ゴルフで足を鍛えているから、何のことはなさそうだ。ネズミ男君は昔,各地の山を征服した山男だ。 最近はじっちゃん、ばっちゃんたちとゲートボールに興じている。従って、石段を登るのは全く、へっちゃらのようだ。
僕ジャイアンはどうか?。うんん、石段登りはあまり得意ではない。雑草刈りで体は動かすが、足を鍛えるまでには行かない。ネズミ男君が僕にアドバイスをくれた。「階段や石段を登るときは、足を後ろに跳ね上げながら登るといいんだよ」って。「ふーーーん、そうかなあーーー」と試してみると、いや、確かにそうだった。登りやすかった。息を切らしながら、最後の石段、785段目を超えた。やれやれだ。ちょっと、大げさだが「なせばなる、何事も」だ。
おっと、話が前後してしまったが、「瀬戸大橋」からの絶景について述べていなかった。波は穏やかで天気は最高。のび太君とネズミ男君は競うようにバスの中から海の風景を激写していた。僕は「ポカーン」と、口を開けながら、その様を眺めていた。スネオ君は全く関心がなさそうで、お寝んねとしゃれこんでいた。
シャッターを押したり、振ったりしたが、電源がが入らない。うんともすんとも言わない。内部が壊れたのだろう。ネズミ男君が笑いながらが言うではないか。「あんた、手が不器用だからなあーー。もう一度、床に落として見たらどうや」って。これには温厚なジャイアンも、「カチッ」ときたが、「な、な、なんと言うことを・・・」と言って、苦笑いだ。
大きいカメラをもってくればよかったと、一瞬、後悔したが仕方がない。どこかの町で購入するこに決めた。まあ、しばらくは、のび太君君とネズミ男君のカメラにお世話になることにした。
新幹線は岡山を目指して進んだ。ふと、思ったが、「なんでぜ広島で降りなくて岡山なんだ?」っと。広島で降りて四国へ渡った方が早いではないか。ごもっともな意見である。これには一つのカラクリあった。広島から四国を左回りに進むと、一番最後に金比羅さんの石段と出くわすことになる。旅の疲れと相まって足はくたくただ。「もう上れまっせん」と、弱音を吐くじっちゃん、ばっちゃんたちが出てくるに違いない。我々、とっちゃん坊や達だって、その仲間入りをするかもしれない。
その点、岡山から四国の香川に渡ると、まず最初に金比羅さんに参ることになる。まだ十分に元気だ。元気な内に785段あるという石段を征服しようとの、旅行業者の計らいか?。正解だあーーーーーーー。正直、驚いた。スピードの差こそあれ、誰一人脱落することなく785段の石段を登り切ったのだ。
のび太君、ネズミ男君、ジャイアンはツエを借りなかった。「まだ若いんだ」という見栄がある。じっちゃん、ばっちゃん達に遅れを取っては恥ずかしいからだ。我々は、結構、急ぎ足で石段を上った。のび太君は日頃、ゴルフで足を鍛えているから、何のことはなさそうだ。ネズミ男君は昔,各地の山を征服した山男だ。 最近はじっちゃん、ばっちゃんたちとゲートボールに興じている。従って、石段を登るのは全く、へっちゃらのようだ。
僕ジャイアンはどうか?。うんん、石段登りはあまり得意ではない。雑草刈りで体は動かすが、足を鍛えるまでには行かない。ネズミ男君が僕にアドバイスをくれた。「階段や石段を登るときは、足を後ろに跳ね上げながら登るといいんだよ」って。「ふーーーん、そうかなあーーー」と試してみると、いや、確かにそうだった。登りやすかった。息を切らしながら、最後の石段、785段目を超えた。やれやれだ。ちょっと、大げさだが「なせばなる、何事も」だ。
おっと、話が前後してしまったが、「瀬戸大橋」からの絶景について述べていなかった。波は穏やかで天気は最高。のび太君とネズミ男君は競うようにバスの中から海の風景を激写していた。僕は「ポカーン」と、口を開けながら、その様を眺めていた。スネオ君は全く関心がなさそうで、お寝んねとしゃれこんでいた。
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