とっちゃん坊や達の旅(22)絵画とお好み焼きを堪能した。
2015年11月11日 日常塩工場を出て、バスはいよいよ広島県に入ったようだ。いくつも橋を渡ったので、何が何だかわかりませーーーんである。広島駅に着く前に、平山郁夫画伯の美術館を見学するようだ。僕達とっちゃん坊や達は、のび太君を除いて他の者は全くと言っていいほど、美術というか絵画に憧憬なし。のび太君は写真をはじめ、水彩画、油絵等を描くことに卓越した技量を持っている。時々、写真展などで入賞したり、市立図書館などで個展を開いている。
その点、他のとっちゃん坊や達は、個展等があると、ただ、「ぽかーん」と作品を眺めながら通り過ぎるだけ。平山画伯の美術館でもそうだった。のび太君は単独行動で、真剣に館内の作品を見て回ったよし。我々と一緒では気が散るのだろう。他のとっちゃん坊や達は相変わらずだ。それでも、「はっ」と目を引く作品に出会った時は一瞬心が騒いだ。「シルクロード」の大作だ。何頭ものラクダが行列をなして砂漠を歩いている。圧巻だ。
ある客は展示してある絵の前方の椅子に腰掛けて、「じーーーつ」とこの大作を見つめ長時間座っていた。その姿が印象的だった。のび太君を除いて、とっちゃん坊や達は一通り観賞した後、出口近くの喫茶店に入った。ジャイアンと、ネズミ男君はアイスコーヒー、スネオ君は、なんとアイスクリームをなめるではないか。さすが食通のスネオ君である。
かくかくしかじかで、平山郁夫美術館を後にした。後は広島駅に着くだけ。ここで、我々の旅が終わる。新幹線に揺られて故郷へ戻るだけだ。広島駅に着いた。広島駅に降りるのは初めてだ。バスガイドさんがお別れの挨拶をした。皆、拍手で彼女の仕事ぶりをたたえた。もう、会うこともないかもしれない。まさに「一期一会」の縁かもしれない。
最後にガイドさんが言った。広島に来たからには、「広島風お好み焼きを食べて帰ってください」と。「広島風お好み焼きねえーーー」。どうも関西風お好み焼きとはその料理の仕方が違うらしい。まあ、とっちゃん坊や達にとっては、うまけりゃあーー、何風でもかまわない。
新幹線に乗るまでにはまだ十分時間があった。駅構内を散策して、食堂街の一店舗にはいった。即、お好み焼きをメニューを見て注文。もち、ビール同伴だ。な、な、な、なんと、ネズミ男君がビールを辞退した。なんとなれば、故郷の駅に着けば、ジャイアンの家から我が家までは車で帰らねばならない」。そのことがあってビールを辞退したわけだ。
我々は気の毒に思って、ノンアルコールのビールを勧めた。喉が渇いていたようで、飲むことと、飲むこと。あっけにとられた次第である。お好み焼きが運ばれてきた。ありゃ、自分たちで焼くのではなく、すでに焼き上がったものが皿に盛られて出てきた。それを見てビックル。皿からはみ出さんばかりに大きく、また、分厚かった。「うまーーーーーい」。確かにうまかった。おかわりするには、さすがに量が多すぎた。関西風のお好み焼きは、いかがなものか知らないが、両者とも甲乙つけがたい味かも知れない。ツアー客の何人かが同じ店にやってきた。ビールを飲み、よく食べること。恐れいりました。
食後も時間があったので、椅子に腰掛けて、新幹線搭乗まで待機した。
その点、他のとっちゃん坊や達は、個展等があると、ただ、「ぽかーん」と作品を眺めながら通り過ぎるだけ。平山画伯の美術館でもそうだった。のび太君は単独行動で、真剣に館内の作品を見て回ったよし。我々と一緒では気が散るのだろう。他のとっちゃん坊や達は相変わらずだ。それでも、「はっ」と目を引く作品に出会った時は一瞬心が騒いだ。「シルクロード」の大作だ。何頭ものラクダが行列をなして砂漠を歩いている。圧巻だ。
ある客は展示してある絵の前方の椅子に腰掛けて、「じーーーつ」とこの大作を見つめ長時間座っていた。その姿が印象的だった。のび太君を除いて、とっちゃん坊や達は一通り観賞した後、出口近くの喫茶店に入った。ジャイアンと、ネズミ男君はアイスコーヒー、スネオ君は、なんとアイスクリームをなめるではないか。さすが食通のスネオ君である。
かくかくしかじかで、平山郁夫美術館を後にした。後は広島駅に着くだけ。ここで、我々の旅が終わる。新幹線に揺られて故郷へ戻るだけだ。広島駅に着いた。広島駅に降りるのは初めてだ。バスガイドさんがお別れの挨拶をした。皆、拍手で彼女の仕事ぶりをたたえた。もう、会うこともないかもしれない。まさに「一期一会」の縁かもしれない。
最後にガイドさんが言った。広島に来たからには、「広島風お好み焼きを食べて帰ってください」と。「広島風お好み焼きねえーーー」。どうも関西風お好み焼きとはその料理の仕方が違うらしい。まあ、とっちゃん坊や達にとっては、うまけりゃあーー、何風でもかまわない。
新幹線に乗るまでにはまだ十分時間があった。駅構内を散策して、食堂街の一店舗にはいった。即、お好み焼きをメニューを見て注文。もち、ビール同伴だ。な、な、な、なんと、ネズミ男君がビールを辞退した。なんとなれば、故郷の駅に着けば、ジャイアンの家から我が家までは車で帰らねばならない」。そのことがあってビールを辞退したわけだ。
我々は気の毒に思って、ノンアルコールのビールを勧めた。喉が渇いていたようで、飲むことと、飲むこと。あっけにとられた次第である。お好み焼きが運ばれてきた。ありゃ、自分たちで焼くのではなく、すでに焼き上がったものが皿に盛られて出てきた。それを見てビックル。皿からはみ出さんばかりに大きく、また、分厚かった。「うまーーーーーい」。確かにうまかった。おかわりするには、さすがに量が多すぎた。関西風のお好み焼きは、いかがなものか知らないが、両者とも甲乙つけがたい味かも知れない。ツアー客の何人かが同じ店にやってきた。ビールを飲み、よく食べること。恐れいりました。
食後も時間があったので、椅子に腰掛けて、新幹線搭乗まで待機した。
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