今日は勤労感謝の日。父・母がいれば、「父ちゃん、ありがとう。母ちゃん、ありがとう」と、空に向かって叫ぶところだが、いまや、父・母もいない。恥ずかしいから心の中で叫んだ。カラオケなら、山口百恵さんの「秋桜」を歌って「かあ---ちゃーーーん」と、おらび、井上あずみさんの「君を乗せて」という歌で、「父さんがくれた熱い思い、母さんがくれたあのまなざし」とかなんとか歌うのだがーーー。「わおーーーーん」。ジャイアンの遠吠えでした。

ところで、最近は、勤労感謝という概念も薄れてきた。休日ではあっても、祝うこともなく、祝われることもない。(これは僕だけか?)。ただ労働あるのみ。

てなわけで、今日は午後2時あたりから、ネズミ男君と先日の雑草刈りで刈り残した部分を、一網打尽にすることになっている。新しく機械歯をとりかえた。ネズミ男君は地べたに、ぴったり、くっつけて草を刈るので、機械の痛みが早い。今日は「おおおーーおつ、よく切れるぜ」と喜ぶに違いない。頼んまっせ。刈り取った後は、ネズミが皿をなめ回したようにきれいである。

今日の天気は 曇り空。寒くもなく暑くもない。絶好の労働日和だ。労働の後は行きつけの小料理屋へ足を運びたいところだが、先日、行ったばかり。ワインをしこたま飲んで、すつかり酩酊。その後遺症がまだ抜けていない。

おっと、1時を過ぎた。そろそろ準備に取りかかろう。今日は勤労感謝の日ではなく、僕に取っては、「労働やるべえーの日」だ。

ただいま労働が終わりました。午後4時00分。ガードレール下の河川敷がきれいになりました。ジャイアンとネズミ男君は、ペットボトルの水を喉へ流し込み、満足そうに笑みを浮かべました。

「僕達の今日の労働に感謝します」。誰も言ってくれないので、自らつぶやきました。ネズミ男君にはお礼として一升瓶の焼酎をあげました。彼はにんまり笑って帰途につきました。

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