さあ、出発だ。

2016年1月17日 日常
昨年末から最近まで、悲しみが心をもたげ、日記等を書く気になれなかった。母の一周忌が済み、「このままではいけない。母も悲しんでいる」と、気を取り直して、さあ、出かけよう。出発だ。

相変わらず、世間では痛ましい事故があっている。スキーバスの転落により、十数名の若者達の命が奪われた。又、世界では幼い子供達が自爆テロを強要され、悲惨な死を遂げている。あってはならないことだ。

一体、人間って何だろう?。高度な知能を持ちながら、犬畜生にも劣る動物と思えるときがある。確かに世の中は格差だらけだ。科学や文明の発達の度合いが違い、宗教の違い等が格差や差別を生んだ。地球に生命体を育んだ宇宙の絶対神は、人間がこうなると想像していただろうか?。恐らく想像はしていなかっただろう。

人間を含めた生命体は、生きていかねばならない。ただ生きるのみにあらず、種を保存して、進化して行かねばならない。生命体の絶対数が少ない内は良かったが、生命体があふれだすと、食糧が間に合わない。人間社会もそうだろう。かくして食糧の奪い合いが起こり、他を排斥するようになる。争いはエスカレートする。欲が欲を助長させ、他を顧みなくなる。ここから悲劇が始まるのだ。

人間は皆、心の中では平和を求め、人に優しくできるのだ。パスカルは言った。「人間は考える葦である」と。確かに人間は弱い存在だが、考えることが出来る特性を持っている。このことが大事である。考えることが出来るから、人間が幸せに暮らせるように考え、皆、協力して行かねばならない。

世界中の人々は皆、平和と幸せを求めている。譲歩すべきは譲歩し、助け合いの輪を世界中に広げねばならない。輪は広がっているように見えるが、現状は、いまだ武器で世界平和を構築しようとしている。武器を捨てたとき初めて平和が訪れるのだ。早く、そうなって欲しい。

最近、地球環境が、すごく悪化しているように思える。異常気象がまさにそうだ。遠からず、地球が大打撃を受けるような事態が起こりはしまいかと心配である。ネズミ男君が、しょっちゅう言っている。「おいらたちも、あと数十年も生きない。しからば、楽しく生きようぜ。人に幸せを与えながら。地球さんよ、もうすこし、大惨事を起こさないで」って。同感だ。

人間は手遅れにならないうちに、地球環境の改善に全力を注ぐべきだ。そのことが、今を生きる者の、子孫に残せる遺産なのだ。

今日は久しぶりに吠えてみた。明日が待っている。さあ、出発だ。


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