鍋パーティーの結末。

２月がどんどん逃げていく。２月の行事と言えば、３日が節分、１１日が建国記念日、１６日から確定申告が始まる。おっと、私的な事だが、１２日に、のび太君の事務所２階で、鍋パーティーが開かれることになっていた。パーティーの顛末記を書いておこう。

パーティーの参加者は１２名くらいとのこと。のび太君の恋人とも言うべき、シズカちゃん。旅の出発地、駅で、とっちゃん坊や達の写真を撮ってくれた、深窓の佳人とも言うべきご婦人。のび太君のご招待である。他に、当地の郷ひろみさん。他数名。

ネズミ男君は、えらく高そうなワインを持参するという。僕ジャイアンは、台所に転がっていた白菜と、缶ビールを数十本持って行くことにした。シズかちゃんは、鍋の具を買っていくらしい。深窓の佳人は、別名、「卵、おばさん」。卵と縁があるとのことで、テレビでも紹介されたおいしい卵を、四箱も持参した。一箱４０個入りだ。のび太君、ネズミ男君、僕、ジャイアンに一箱ずつくれた。残りの一箱は、いつぞやお世話になったと言うことで、小料理屋の「梓」に、あげるという。いやはや、めずらしい人だぜ。

鍋で使用する卵は、のび太君のものを使おうと決定。のび太君は「ちらっ」と、嫌な顔をしたが、「いいよ、いいよ」と快諾した。

１２日を迎えた。な、な、な、なんと、僕ジャイアンにどうしてもはずせない仕事が出来た。夜７時からの仕事だ。終わるのは９時近くになるだろう。僕、ジャイアンアは泣く泣く、のび太君に「今日は参加できない」と伝えた。ネズミ男君にも伝えると、「終わってから来いよ」という。気持ちはそうしたいが、３時間遅れで、鍋をついばむ気になれなかった。後で、話を聞くと、それなりに楽しかったらしい。なんでも、女性陣が少なかったので、卵おばさんが、こきつかわれたようだ。おっと、食べなかった鍋の話はこの辺で止めよう。

そうそう、最近気になったニュースを書いておこう。アインシュタインが予言していた重力波が検出されたらしい。重力波は、時空（宇宙空間）がゆらいでいることの証拠であり、そのことにより、重力波が発生するらしい。これを観測するのは至難の業。重力波の検出が本当なら、宇宙創成の謎に迫れることになる。ノーベル賞級の画期的な事だ。心が躍った。願わくば、スタップ細胞もそうであって欲しい。

今日も天気予報が当たった。小雪がぱらぱら舞った。先日の大雪で外の植物がことごと青い葉っぱを黄色に変えた。うらめしやである。そんななか、沈丁花だけがたくさんの芽を付けて、今や開花を待っている。雪にも負けず「ありがとう」と言ってやりたい。