今年は閏年だったか。

2月が逃げるように過ぎていく。はからずも今年は閏年。暦は29日まで載っている。一日長いのは良しや悪しきや？。僕にとっては長い方がいいか。誕生日が1日遅くやってくるからだ。少しでも歳をとりたくない心境。

そうそう、2月にはいろんな語呂合わせの日があり、楽しませてくれた。2月２日が夫婦の日。2月22日は、にゃんにゃんにゃんで、猫の日。また、ふうーふうーふうで、おでんの日。忍、忍、忍で忍者の日。よくよく考えたものよ。

なんでも、忍者は、外国の人たちに興味をもたれているようだ。忍者服や、することなすことが独特で、面白いのだろう。猫の日は、いまや猫ブームの日本。確かに犬より飼いやすい。散歩に連れて行く必要もなく、放っておいてよい。犬は注射をしたりで、経費がかかり、日々、散歩させなくてはならない。猫より手間がかかる。

僕自身は犬が好きである。昔、飼っていた。遅く帰ると、しっぽをふりふり、「くんくん」と泣きながら頬をなめてくれる。寂しかったのだろう。猫にはそんな芸当はできまい。猫がすり寄ってきたり、泣いたりするのは、ご飯をねだっているか、外に出してくれという合図である。我が家にも一匹猫がいるが、いまや、たらふくまんまで、肥満児である。「あんた、幸せかい？」って、聞きたいが、顔を背けて、「うんともすんとも」言わない。僕が嫌っているのを知っているのだろう。

まあ、この不安定な時代にあって、心を病み、ストレスをかかえた人間たちにとって、犬や猫は最高に心をいやしてくれる存在に違いない。そういった意味では大いに貢献しているわけだ。

おっと、犬猫の話はやめよう。昨夜は、のび太君、ねずみ男君、一休さん、僕ジャイアンの、とっちゃん坊や4人衆で、今年行く旅について話し合った。焼き鳥屋でいっぱいやりながら決めようという公算。ところが、ところが、のび太君がカウンターの予約を入れ忘れていたので、カウンターに座れず、奥まった部屋へ通された。

まあ、この方が都合がよかったか。実はもらい物の紹興酒を僕は持参していた。栓を抜いて、店には内緒で、こっそり味わった次第である。いやああーー、これがうまかったのなんのって。あっという間に瓶は底をついた。後は焼酎で、とぐろを巻いた。

一応5月の末近くに、国内旅行を実施する運びとなった。行き先はまだ未定。とりもなおさず、それまで、せっせと労働に励まなくてはなるまい。ねずみ男君が早く雑草刈りをしたいと言っているが、今年はまだ草が伸びていない。寒さのせいもあるのだろう。僕、ジャイアンとて、ねずみ男君と同じ気持ちだ。早く、機械を振り回して、衰えた体力を回復することが肝要だ。