今日は3月最初の日曜日。天気は午後から下り坂という予報。新聞を見ると、隣の市の公園内で、植木市が開かれているとのこと。一瞬、考えた。「ちょっくら、行ってみるかあーー」って。
そう考えたのは、以前、火炎放射器で垣根として植えられていた樹木を焼き枯らしてしまったからだ。外から「ポーン」と中が見え、いかにも体裁が悪い。よい機会だ。買って植え直そうと考えた。
買いに行くのも一人では寂しいので、ねずみ男君を誘った。彼は、今日、ゲートボールが中止になったとのことで、体をもてあましており、一発返事でオッケーだ。車で彼を迎えに行き、ほぼ40分程度の現地へ直行した。車の多いこと多いこと。僕も初めて行く場所なので、ちょっくら道に迷ったが、無事に到着。
雨がポツリ、ポツリと落ちだした。ねずみ男君は100円のナイロン傘を持参していた。僕、ジャイアンも、「しからば僕も」と、車のトランクに入れておいた同じような傘を取り出した。用意周到だぜ。
車から降りて、周りを見回すと、多種多様の植木が所狭しと通路の両脇に、延々と続いていた。いやああ、圧巻だ。さあーーてと、目的の樹木を、店のおじさんに聞くと、すぐ見つかった。いやあーーーラッキーだぜ。1メートル50センチくらいの高さの樹木が1本1200円。僕、ジャイアンはすかさず値引き交渉。1本千円で3本をゲット。
即、車のトランクに押し込み、次なる獲物を探しながら、歩いた。次なる獲物とは、頼まれもので、「柚の木」、「レモンの木」、「かぼすの木」などである。これらは実がなるが、カラスや鳥などが酸っぱくて、敬遠する樹木たちだ。目隠しとして植えるのにちょうどよいとの判断らしい。
店内を、あちこち歩き見ながら、目的の樹木を探した。意外とおいている店は少なかったが、とある1軒の店で、目的物が見つかった。全部で3000円を要求されたが、2600円
で交渉成立。「あんた値引き交渉がうまいなあーー」と言われた。
よくよく考えてみると、樹木などは、値段があって、値段がないみたいなもの。親方の腹加減で決められることも多いのかもしれない。「金持ちそう」と思われてもいけない。幸い今日は二人とも作業着だ。よかったぜ。
ほぼ1時間で買い物を終えた。いやああ、植木市って楽しいぜ。初めて、買いに来たが、また、来たいと思った。ねずみ男君も、いたく喜んでいたよし。
時は正午を回っていた。帰途についた。途中、「日本一のたいやき」と銘打つた店に立ち寄った。黒あん二匹を調達。1匹、150円だったか。客が多くて、待ち時間10分。いやああーーー、これがうまいのなんのって。車の中で、「フーフー」言いながら、ぱくついた。
家に帰り、スコップと鍬で穴を堀り、垣根の空間の穴埋めをした。まあまあ、見かけはよくなった。そうそう、僕の部屋の前に植えてある沈丁花が、いまや満開を迎えている。まっ白い花弁が実に美しい。「ねずみ男君、あんたの心みたいだぜ」と言うと、彼は顔を赤らめながら、「そうかなあーーー?」、とまんざらでもない様子。思わず笑ったぜ。
ほどよく疲れた。汗をかいた。水をのどに流し込み、クーラーを入れ、車で彼を家まで送った次第である。
そう考えたのは、以前、火炎放射器で垣根として植えられていた樹木を焼き枯らしてしまったからだ。外から「ポーン」と中が見え、いかにも体裁が悪い。よい機会だ。買って植え直そうと考えた。
買いに行くのも一人では寂しいので、ねずみ男君を誘った。彼は、今日、ゲートボールが中止になったとのことで、体をもてあましており、一発返事でオッケーだ。車で彼を迎えに行き、ほぼ40分程度の現地へ直行した。車の多いこと多いこと。僕も初めて行く場所なので、ちょっくら道に迷ったが、無事に到着。
雨がポツリ、ポツリと落ちだした。ねずみ男君は100円のナイロン傘を持参していた。僕、ジャイアンも、「しからば僕も」と、車のトランクに入れておいた同じような傘を取り出した。用意周到だぜ。
車から降りて、周りを見回すと、多種多様の植木が所狭しと通路の両脇に、延々と続いていた。いやああ、圧巻だ。さあーーてと、目的の樹木を、店のおじさんに聞くと、すぐ見つかった。いやあーーーラッキーだぜ。1メートル50センチくらいの高さの樹木が1本1200円。僕、ジャイアンはすかさず値引き交渉。1本千円で3本をゲット。
即、車のトランクに押し込み、次なる獲物を探しながら、歩いた。次なる獲物とは、頼まれもので、「柚の木」、「レモンの木」、「かぼすの木」などである。これらは実がなるが、カラスや鳥などが酸っぱくて、敬遠する樹木たちだ。目隠しとして植えるのにちょうどよいとの判断らしい。
店内を、あちこち歩き見ながら、目的の樹木を探した。意外とおいている店は少なかったが、とある1軒の店で、目的物が見つかった。全部で3000円を要求されたが、2600円
で交渉成立。「あんた値引き交渉がうまいなあーー」と言われた。
よくよく考えてみると、樹木などは、値段があって、値段がないみたいなもの。親方の腹加減で決められることも多いのかもしれない。「金持ちそう」と思われてもいけない。幸い今日は二人とも作業着だ。よかったぜ。
ほぼ1時間で買い物を終えた。いやああ、植木市って楽しいぜ。初めて、買いに来たが、また、来たいと思った。ねずみ男君も、いたく喜んでいたよし。
時は正午を回っていた。帰途についた。途中、「日本一のたいやき」と銘打つた店に立ち寄った。黒あん二匹を調達。1匹、150円だったか。客が多くて、待ち時間10分。いやああーーー、これがうまいのなんのって。車の中で、「フーフー」言いながら、ぱくついた。
家に帰り、スコップと鍬で穴を堀り、垣根の空間の穴埋めをした。まあまあ、見かけはよくなった。そうそう、僕の部屋の前に植えてある沈丁花が、いまや満開を迎えている。まっ白い花弁が実に美しい。「ねずみ男君、あんたの心みたいだぜ」と言うと、彼は顔を赤らめながら、「そうかなあーーー?」、とまんざらでもない様子。思わず笑ったぜ。
ほどよく疲れた。汗をかいた。水をのどに流し込み、クーラーを入れ、車で彼を家まで送った次第である。
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