仲間5人との旅(4完)
2019年8月26日 日常花屋敷を出て、ちょっと歩くと、今度は木々で囲まれたドーム状の長いトンネルがあった。もちろん、そこを歩いた。いやああ、散歩にはもってこいだぜ。涼しい風が吹き抜けた。トンネルをくぐり、ちょっと歩くと、だだっぴろい場所にでた。おやおや、一回りしたぜ。
バスの停車場にきた。程なくバスが到着。僕たちはまだ、花の余韻に浸りながら、バスに乗り込んだ。午後3時近くになっていた。「そそろそろ帰宅準備にかかるか」と、のび太君が言う。てなわけで、バスの始発場所まで戻ることになった。
おっと、そうそう、他に見学したところもあったっけ。鏡屋敷だ。一面鏡張りで、中に入ると、どちらへ進んだらいいのか分からなくなる。鏡に頭をぶつけながら進んだ。こんな時はいつも、「のび太君頼み」だ。のび太君を先頭に、のそりのそりと進んだ。「うんんん、今ひとつだなあーー」とは、僕ジャイアンの弁。
ハウステンボスは1日では見て回れない。そんなに広いのだ。夜には夜の催し物がある。夜景もきれいだそうな。僕たち、とっちゃん坊や達には、そんな余裕はない。明日の現実が待っている。
とりあえず、バスの始発場所までたどり着いた。バスを降りて、ちょっくら、コーヒーでも飲もうと言うことになった。喫茶店らしき所に入ると、ここでも、機械がコーヒーを作っていた。便利になったことよ。でも、僕は人が作ったコーヒーが好きである。あったかみがあるし、会話もある。機械はしゃべらない。機械が機械的にいれたコーヒーなんて、「いやだあーーー」と思ったが、しかたなかっぺ。
コーヒーを飲み上げて、出口へ向かった。さらばハウステンボスよ。今度いつ来るか分からない。「銀河鉄道999」のメーテルと分かれるような一抹の寂しさを感じた。
車に乗り込み、一路帰宅へ。短い旅であったが、楽しい旅だった。「また、いこうや」と、約束を交わしたが、頭の中は、「ああつ、明日という現実がやって来るんだ」という思いで一杯だった。(完)
バスの停車場にきた。程なくバスが到着。僕たちはまだ、花の余韻に浸りながら、バスに乗り込んだ。午後3時近くになっていた。「そそろそろ帰宅準備にかかるか」と、のび太君が言う。てなわけで、バスの始発場所まで戻ることになった。
おっと、そうそう、他に見学したところもあったっけ。鏡屋敷だ。一面鏡張りで、中に入ると、どちらへ進んだらいいのか分からなくなる。鏡に頭をぶつけながら進んだ。こんな時はいつも、「のび太君頼み」だ。のび太君を先頭に、のそりのそりと進んだ。「うんんん、今ひとつだなあーー」とは、僕ジャイアンの弁。
ハウステンボスは1日では見て回れない。そんなに広いのだ。夜には夜の催し物がある。夜景もきれいだそうな。僕たち、とっちゃん坊や達には、そんな余裕はない。明日の現実が待っている。
とりあえず、バスの始発場所までたどり着いた。バスを降りて、ちょっくら、コーヒーでも飲もうと言うことになった。喫茶店らしき所に入ると、ここでも、機械がコーヒーを作っていた。便利になったことよ。でも、僕は人が作ったコーヒーが好きである。あったかみがあるし、会話もある。機械はしゃべらない。機械が機械的にいれたコーヒーなんて、「いやだあーーー」と思ったが、しかたなかっぺ。
コーヒーを飲み上げて、出口へ向かった。さらばハウステンボスよ。今度いつ来るか分からない。「銀河鉄道999」のメーテルと分かれるような一抹の寂しさを感じた。
車に乗り込み、一路帰宅へ。短い旅であったが、楽しい旅だった。「また、いこうや」と、約束を交わしたが、頭の中は、「ああつ、明日という現実がやって来るんだ」という思いで一杯だった。(完)
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